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アラカルト感覚の差このところ水が足りないといった報道が多かったので、今日は恵みの雨だったのではないでしょうか。午後から草津で会議があったので、ちょっと早めに行って町を散策。雨が一番酷いときだったので、全身ずぶ濡れになってしまいましたが…。久しぶりに立木神社に寄りました。大津宿に立地するため深い信仰を感じるスポットです。本来は鹿島神社といった方が良いでしょう。京都から茨城に行って帰ってきた神様です。つまり、藤原氏(中臣氏)が関係している神社ですから、山科とも関連が深い。だから鹿が祀られているのです。恐らくこの地域と藤原氏は深い関係にあるのでしょう。まぁ、1000年以上前の話ですが、神社にいると地域の歴史を読み取ることができます。町を歩いていて一番驚いたのが、旧街道沿いの景観。草津本陣のすぐ近くに高層マンションが続々と建てられています。以前、平等院の横に大型マンションが2棟建てられたことがありましたが、その時以上のショックでした。個人的には「驚愕」に値する感覚でしたが、役所の方も委員の方も「仕方ないねぇ〜」的な感覚でしたので、この差にも驚きました。景観という町の宝(文化)が崩壊していく事に、なぜそれほど無感覚でいられるのかまったく理解ができません。私の感覚がおかしいのでしょうか。町のグランドデザインとか文化イベントをいくら語っても、それ以上に大切なことだと思います。あと50年はこの姿のままなんだろうなぁ。本陣さんが可愛そう。私が市長なら最も大切にしたい空間です。お昼は本陣近くで、名物の「はこずし(鱧)」の入ったお寿司定食をいただきました☆
│-│-│2019/06/07(金) 23:06│
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