アラカルト

鈴鹿峠を越えて伊勢へ

今は伊勢におります。午前中はマンションの配管チェックや火災警報器の動作確認などの対応がありましたが、午後から時間ができたので思い切って車で小旅行をすることに。昔ながらのルートを通りたかったので、まずは伊勢に向かう人が禊ぎをしたとされる佐久奈度神社に参拝してから、鈴鹿峠を目指します。鈴鹿峠は祇園祭の鈴鹿山と関係があり、斎王が伊勢御参宮の折りに禊ぎをしたところ。そこに片山神社があります(主祭神は瀬織津比売神・気吹戸主神・速佐須良比売神の祓戸神と倭比売命など)。前から一度行ってみたかったのです。場所がまったくわからず、山の中を一人ウロウロ。焼失して社殿はありませんでしたが、逆に社殿裏の立派な磐座がきちんと見ることができました。ここでは瀬織津姫命が山賊と習合して鬼になったりしていますが、それは宇治橋の橋姫と一緒です(橋姫は妖怪にまで落とされています)。隠した神を徹底的に落としているのだと思われます。もう少しなんとかならいものかと思います。でも祇園祭の鈴鹿山では良い神として登場するんです。ついでに峠に出てみると、近くに有名な鏡岩がありました。危険を承知でいろいろ観察しましたが、この石は表面は磨かれていませんでした。鈴鹿御前がこの岩に姿を映したと言われていますが、そんなことはできませんし、岩の向きが外側を向いているので、たとえ見るにしても命がけです。その後、時間をかけてゆっくり伊勢に向かいました。夜は宿の近くのお店で伊勢路定食というのをいただきました。てこね寿司と伊勢エビのフライ、伊勢うどんがセットになったモノ。てこね寿司が大好きなのでとても幸せでした☆

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│-│-│2019/06/08(土) 22:05

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