アラカルト

展示と心理

気温は低いのに湿度があると暑くなるという、とっても気分が変になる陽気です。今日は前期後半の実習展示を行いました。結局夜9時までかかってしまいました…。ただ、今回もユニークな展示が多かったです。とくに心理学に関係する展示が面白かったです。あるグループでは、仮面をテーマに展示がなされましたが、仮面は縄文時代からあり、自分が別なものに変化するという意味で、本当の自分と演じる自分について考えさせられました。別のグループでは、最初「なぜカチャガチャは続けたくなるのか?」という疑問から、最終的に射幸心を探求する展示になりました。射幸心って大人の人はたいてい知っているかと思いますが、学生に聞くと「知らない」と答えるケースが多いです。調べた後に自分たちが会社から操作されているのを知って驚いたようです。もっと社会的にこうした展示は行った方が良いのではないかと感じました。また別のグループでは、文字から性格を読み取る筆跡鑑定をテーマに展示が行われました。これは心理学だけでなく統計学の知見を応用して分析されるようで、私の初めての試みでしたので興味深かったです。ちなみに私の場合、「京」という文字を書く際、口のところがほとんど潰れてしまいます。しっかり四角く書く人は几帳面だそうです。確かに几帳面ではないですが、整理整頓は好きなんです。性格って不思議ですね。

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│-│-│2019/07/11(木) 22:54

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