アラカルト

人は死んだらどうなるのか?

今週から後期授業が終わりを迎えます。課題の整理などが膨大にありますが、やれやれという感じです。展示の方も今夜撤収をして一安心。ちょっと過激な表現があったので、クレームが出ないかこの一週間ヒヤヒヤしながら過ごしました。表現の自由というのはありますが、やはり見る人が嫌悪感を感じる展示というのは何らかの配慮は必要だと思います。◆さて、この間の東京の話ですが、オートサロンに行く前にアーツ千代田に寄ろうとしたのですが、展示の開始が午後とのことで急遽予定を変更して国立科学館へ。ミイラ展が開催中なのです。この展示もどれほどの関心があるのかと思いましたが、入ってビックリ。超満員でした。最近、ここの施設は当たってばかりです。世界中のミイラが勢揃い。日本の即身仏も展示されていました。さすがに見るというより手を合わせました。私の大学時代の研究が即身仏になった僧侶とその作品が対象でしたから、非常に興味深く拝見しました。もう少し、人の信仰についての科学的な知見なども期待したんですが、ほとんどがミイラの分析ばかりで、そこはちょっと物足りなさを感じました。ただ、即身仏は世界的に見ても特殊ということが分かります。インスタ映えスポットの設置(棺に入って写真が撮れる)や、ゲーム感覚の体験コーナー(これが長蛇の列)など、展示方法的にも非常に参考になりました。

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│-│-│2020/01/16(木) 21:36

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