アラカルト

京都の不思議な地名

株価が急落しているようで、市場が大混乱です。一時的なものなのか、長引くのか、先行き不安がいろんなところで続きます。もしかしたら、このままウイルス対応が長引くと人々の生活様式が変化していくかも知れません。◆昨日の話になりますが、昼食後軽く体を動かしたかったので、近くを少しお散歩しました。普段行かないところを歩こうと思い、裏道をぐるぐると。すると、鏡山小学校の前に出ました。この地域には鏡山という地名はありませんが、鏡山を望むところにこの学校があるので、「鏡山学区」という名称はあります。で、ここの地名が「御陵血洗町」といいます。知らない人はビックリすると思います。私も最初にこの地名を知ったときには驚きました。しかし、その名前の由来は義経伝説と関係があるのです。この地にある「血洗池」という場所で、かつて牛若丸(後の源義経)が関原與市(せきはらのよいち)一党を切り、刀についた血をこの池で洗ったところからこの地名があるとされています。その他にもいろんな説はありますが、すぐ近くにある京都薬科大学のグランド内に、その血洗池と義経が腰を掛けたとされる「腰掛石」が今でも残されています(非公開)。なんか歴史の一場面を想像してしまいます。京都は歴史がとても古いので、ちょっと歩くだけでいろんな気づきがあって面白いです。学校はいま難しい対応を迫られているところではありますが、皆仲良く元気に育っていって欲しいと願います。

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│-│-│2020/03/09(月) 22:35

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