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アラカルトなぜ歴史を勉強するのかいい天気でした☆でも、明日からしばらくまた冷えるようです。◆昨日の宣言を受けて、うちの大学は可能な教職員は在宅勤務。学生は立ち入り禁止。生協もぜんぶ閉まってしまいます。ちなみに、地域ごとの人口比での感染者数として、京都はなんと3位です。対象地域から外れたとはいえ危ないので、とにかく気をつけましょう。◆山科検定のテキストが完成したようで、1冊頂きました。これまでの資料では、今後の出題ができなくなるからです。検定プロジェクトの推進協力はしていますが、私はこの本の執筆には関わっていません。前学長の細川先生にお任せていたので、歴史の専門家とビジネス学部の先生方が分担して編集していました。ISBN番号はなく市販はされないようですので、恐らく今年度の検定企画の発表時に何らかの広報をするのだと思います。ざっと読んでみると、とくに歴史部分はかなり難解な文章でした。ほとんど論文に近いものもあり、一般の人にはちょっと厳しいかなぁ。若い人にも地域に関心を持ってもらうにはこれでは難しいので、今後に向け主催する山科経済同友会の方では「山科子ども検定」とそのテキスト作りを進めています。子供用のテキストはできれば漫画で作って欲しいと依頼していますが、どうなるのでしょうか。気長に見守りたいと思います。思えば、私の学生時代は大の歴史嫌いでした。なぜ勉強するのか意味不明だったからです。誰も「学ぶ目的」教えてくれませんでした。博物館に勤めるようになって、ほんとに歴史は未来を写す鏡であり、歴史の中にこそ現代課題の「答え」があることを知りました。現代が一番進んでいるなんてとんでもないことです。昔の方が進んでいる事の方が多い。それは歴史を学べば分かることですし、学校ではそれが分かるように教えないと興味が沸かないと思います。◆今日はお釈迦様の誕生日ですね。今から約2500年も前の方です。弥生時代に生きた人の誕生日が今でも祝われているわけです。今生きている人でそこまで慕われる人物っているのでしょうか。過去(歴史)が凄いというのはそういうことなのです。
│-│-│2020/04/08(水) 23:34│
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