アラカルト

ロズウェルの真実

なんだかコロナの第2派が来そうな感じなのに、このままステージを上げていって大丈夫なのでしょうか。ちょっと心配。◆話はまったく変わりますが、このところロズウェルに関する本を夜な夜な読んでいました。結構内容の濃い本で覚悟が必要でしたが、読了しました。先月、アメリカの米国防総省が変なタイミングで未確認飛行物体の動画を3本公開しましたが、そのことが頭に引っかかっていました。「そういえばロズウェル研究の今日の到達点はどうなっているのだろう?」ということに関心を持ったので、比較的最近(2010年)に発刊された本書を買ってみました。ロズウェルというと、20年くらい前にアメリカの青春連続ドラマみたいなのがあって、それをDVDで単なるエンターテイメントとして見ていたことがあります。その頃は事件の真偽について深く考えたことはありませんでした。とにかく本書の内容は驚愕ものでした。数十年に渡って、ほぼ関係者をしらみつぶしに調査した結果です。しかも、事件から60年以上経ち、亡くなる証言者が沢山でてくる訳ですが、一つのテーマとなるのが「臨終時の告白」です。さらには、亡くなった後に公開された署名入りの告白書などもあり、事件の深刻さが手に取るように分かります。現在でも結局「物証」は何一つありません。しかし、無数の砂のような証言をかき集め、それを再構成することにより、町ぐるみで隠蔽工作が行われ、今ではあり得ないほどの脅迫行為により死ぬまで、あるは死んでも何も話さない人が多数いたことを考えれば、単なる観測気球だったと考える方が無理があります。信頼できる共通する証言によれば、未知なる金属(軽く手で曲げられない薄い金属や、形が元に戻るホイル状の金属など、これはかなりの物量があった)や、未知の乗り物、人間ではない子どもくらいの大きさの生き物が回収されたものと考えられます。本書の記載に嘘がないとすれば、もはやロズウェルの真実はオカルトなどといった領域を超え、人類が共有しなければならない「深刻かつ重要な情報」であると言えるでしょう。今後、国防総省がどのような形でさらなる情報開示をしていくのかは分かりませんが、少しずつ情報を出していく背景には、恐らく真実を知る大衆のショックを少しでも和らげていく効果を狙ったものではないかと、個人的には考えています。もしそうなら、映像→部分的な物証→明確な物証→乗り物→遺体の順番になるのではないでしょうか。とにかくこの本、宇宙人より人間の方が怖くなって背筋がゾクッとします。

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│-│-│2020/05/29(金) 22:06

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