アラカルト

京都を見守る丈山さん

来週から授業が始まりますので、少しそわそわしています。その関係か、今朝は奇妙な夢を見ました。場所は中国。私は水泳連盟のような組織の事務局。中国にできた新しい水泳競技施設の視察調査団に参加している感じでした。道中いろいろトラブルばかりで、さらに途中から自分が裸であることに気づきます。それほど恥ずかしい思いはないのですが、このままではいけないという気持ちがあり、服を探すのですが建物が複雑過ぎてどこの部屋に服を置いたのか分からず、うろうろしているうちに目が覚めます。自分が裸になる夢は数年に1度程度はみますが、どのような暗示があるのでしょうか。◆さて、土曜日の話になりますが、詩仙堂を訪れてから、近くに石川丈山さんのお墓があることが分かり、訪れてみることにしました。裏山の中腹にあるようなのですが、登り口がわからず一度諦めかけましたが、近くの人にお聞きし、辿り着くことができました。サインがないし、人の家のような所を通っていくので、聞かないと絶対無理です。急な山の斜面を登ること5分くらいでしょうか、かなり大きな墓石です。生前に自身が選んだ墓石に友人である野間三竹さんが墓誌銘を刻んでいます。350年ほど前の石ですが、とても綺麗に残っています。ただ、墓誌のところが拓本ではなく魚拓のように採られたようで、真っ黒になっている点が残念でした。昭和3年に国の史跡に指定されています。毎年5月23日の丈山さんの命日には詩仙堂で丈山忌が行われるようですが、それとは別にこのお墓の前で地元の住民主導による護摩供養が行われているとのこと。詩仙堂の建設費や隠棲のための経費がどこから出ているのかという疑問から、一説に丈山さんが後水尾天皇や公家を監視するスパイなのではないかという説があったりします。詩仙堂にある嘯月楼という望楼も修学院離宮や都を監視するためのものではなか、とか。蜂要という施設は南、北、西を一望でき、忍び返しが取り付けられていて、忍者屋敷の構造をしているそうですが、そこは非公開です。お墓のところまで登ってみると分かりますが、今は木が茂っていますが、木がなければ京都を一望できる場所に立地していて、監視しているかどうかは別にせよ、丈山さんは今でも京都を見守っていることが分かります。◆日にちが前後しますが、昨日のお昼はロビンさんでアサリと京水菜のクリームソースパスタを頂きました☆

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│-│-│2020/09/14(月) 22:05

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