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アラカルト元気な町を創出するには今日の東京の感染者が1121人、京都が120人。そろそろ8割おじさんの再登場が必要だと思うのは私だけでしょうか。◆昨日の実習の片付けや残った雑務、音楽祭イベントの準備などで早朝から出勤。仕事後も、実習の資材購入に行き、あっという間に夜。いくら時間があっても足りないなぁ。◆今、山科区の基本計画に対するパブリックコメントの募集がなされています。明後日まで。区役所のHPから入ることができます。恐らく、私がコメントするとこの資料の10倍くらいになりそうですし、すでにいろんな資料に書いたので、あえてしません。が、少し触れておくなら、まず「ワクワク感がない」ということ。総花的で薄く広く何でもやるけど、個性が見えないみたいな。多少「清水焼」などの固有名詞はありますが、現在のあそこの状況をどれだけの人が知っているのでしょうか。また、「仏具・扇子」の言葉をこの10年間まったく見ないことも深刻。「つながり」というけれど、これをまとめた役所の人は次に異動をしたら恐らく一生会わないでしょう。そして同じ事の繰り返しが始まり、なぜかそのクレームが私の研究室に来る。私が市長なら、重点施策となる柱、例えば「山科本願寺御本寺跡復元事業(仮称)」や「中臣遺跡コミュニティ公園整備事業(仮称)」などをバーンと打ち出すでしょうねぇ。「文化の力で地域を活性化させる」っていわれてもよくわからないのではないでしょうか。計画というよりお題目が並んでいる感じでしょうか。滋賀県で安土城再建を長年てこ入れしているのも、前に県の計画書をみてまったくワクワクしなかったからで、そのアンチテーゼとしてやりはじめたら知事が急に乗ってきたわけです。急なので、多少周りが混乱していますが、中途半端なことをやるよりは良い。基本計画では言葉をあいまいにせず、目標と覚悟を具体的に決めてほしい。次の実施計画では、予算と行程を決めていくわけです。これはこれとして、私は私の道を進みます。◆昨年度の山科区における支援事業の成果展示が椥辻駅で始まったとの連絡を受けたので、見に行きました。全部で10の事業があります。表現・報告内容はバラバラですが、こうやって展示してもらえると何をやっているのかがうっすらと分かります。できれば、もう一歩進んで「市民アンケート」をとって、事業効果などを測定できるとなお良いかと思います。自治体の事業もそうですが、ほとんど効果測定がなくやりっぱなしの場合が多いです。また、アンケートがあった場合でも事業対象者のみで、それ以外の市民に対する調査がされていないケースがあり、自己満足で終わってしまいがちです。私がこれまでに手がけた事業は可能な範囲で一般調査を行い、報告書だけでなく論文や本にまとめています。あまり読んで下さる人はおりませんが、どれだけの効果があったかはそれを見ればすぐにわかります。そろそろまとめて本にしないとなぁ。昔は市民協働事業があったのですが、それも残念ながら10年ほど前からなくなり、今は補助事業のみ。その補助事業も今年度はコロナ関連予算の影響により、大幅縮小されるようです。自治体がきちんとした事業を行うのはもちろんのことですが、市民の自主活動が多様広がっていくことが、本当の意味で町の活性化がはかられていくと私は思います。明日はゆっくりしよう。
│-│-│2021/05/08(土) 22:20│
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