アラカルト

ルシオール、やります。

5月30日に滋賀県守山市で開催する予定の「ルシオールアートキッズフェスティバル」についてですが、一応正式発表がされましたので最新の情報をお伝えいたします。この間、京都では緊急事態宣言が延長され、滋賀県内でも感染者数がなかなか減らない状況となっています。ですので、今回のフェスティバルは【規模を縮小して開催することになりました】。先日の会議で、なんとしても開催したいという市長の強い思いを聞いていましたので、相当規模を縮小することになるかもしれないとは思っていましたが、その通りになってしまいました。家族連れでの参加が多いプロジェクトですので、鑑賞型のプログラムを中心に実施し、残念ではありますがミュージアム・ワークショップなど参加型のプログラムは今回は全て実施しない方針となりました。したがいまして、予定していた立命館守山中学校・高等学校、守山市民ホール展示室でのワークショップ、あまが池プラザ、親水緑地、守山幼稚園園庭でのまちなか会場プログラムは全て中止となります(※詳しくは公式HPをご参照下さい)。悔しいですが、仕方ありません。ただ、こういう状況下で、「何ができるのか?」を見極めていければと個人的には思っています。実は思わぬ動きもありました。この事業を10年続けてきましたが、今年はかつてないほど大ホールの有料コンサートが事前予約でうまっているのです。つまり、プロジェクトの認知が広がっているということに加え、コロナ禍での「楽しみ」に期待している人がいかに多いかを肌で感じました。震災支援の状況にとてもよく似ているのです。有事の際にあっても、文化・芸術は人の心を癒やすことができる大切なインフラと私は考えています。その人たちのささやかな癒やしのためにも、感染対策を万全とし、安心して鑑賞していただけるよう、裏方で走り回りたいと思っています。先日のびわ湖ホールでの知見も応用できればと思います。一方で、「行きたくても怖くて行けない」という方々もおられます。今回は「ルシオール・チャンネル」というYoutubeによる動画予告配信を行っていますが、著作権に問題のない公演については、後日このチャンネルにてオンデマンド配信をしていくことになっています。今年の守山は、「ハイブリッド型アートプロジェクト」という、これまでにない新たな挑戦をする場に結果的になりました。「音楽」は個人的には不得意分野なんですが、何かの縁ですので少しでも楽しみながら、マネジメントの部分でのサポートと記録をしっかりできたらと考えています。この時期、ホタルも結構見られるそうです☆(※「ルシオール」は、フランス語で「蛍」という意味。滋賀県守山市は昔から蛍で有名な町なのです。)

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│-│-│2021/05/20(木) 21:49

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