アラカルト

地域の記憶

朝夕の気温差が激しいので、ちょっと着るものに困るこの頃ですね。風邪を引きやすそうなので、注意が必要です。◆さて、先日の日曜日の話になりますが、昼食後に駅前のアスニーさんに寄ってきました。ふるさとの会さんが地域の展示を行っているというので、覗いてきました。昔の写真や地図が結構展示されていて、大きくはありませんが見応えがありました。奴茶屋は私が京都に来た頃には壊されていたので、建っている状態を見たかった。鐘紡工場の様子も詳しく展示されていて、その場にいるような感覚になりました。思えば、2007年に市民協働で『モノクローム・ヤマシナ』という地域の古い写真を集めて編集した写真集を自治体から出したことがありました。あれからもう14年。2年がかりのプロジェクトだったので、16年です。調べてみたら、役所のアーカイブに残っていました(https://www.city.kyoto.lg.jp/yamasina/page/0000013149.html)。ここから、PDFで全頁を見ることができます。まだ「助教授」だった頃。こうしたアーカイブは、重要なものは分かりやすくしておくべきかと感じました。もしかしたら、区役所の人はもう全員変わってしまっているので存在自体を知らないかも。ちなみに、この資料の5〜6頁の上方にある山科盆地のパノラマ写真は、私が京都大学花山天文台施設の屋根の上の隅から乗り出して撮影したもの。危ない撮影でしたが、「自分が死んでも写真は残る」と思いながらセッセと作業していました。この時のデータどこにしまったのかなぁ。忘れないうちに探しておかないと。ほんとは定期的に定点撮影するのがいいのだが。ちょっと昔を懐かしんだ火曜日でした。

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│-│-│2021/10/05(火) 21:34

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