アラカルト

今は本当に温暖化といえるのでしょうか?

このところ、キンモクセイの香りをあちこちで楽しむことができます。私は鼻がきくせいか、香りに弱いところがあるんですが、キンモクセイの香りはまったく大丈夫なんです☆◆ノーベル賞のシーズンが到来しました。昨日、真鍋淑郎氏が今年のノーベル物理学賞を受賞され、あちこちから賞賛の声が届きます。ただ、このことに対して手放しで喜べないと思うのは私だけでしょうか。彼は確かに名前だけ見れば日本人のようですが、1975年に国籍変更をして以降ずっとアメリカ人として生きています。日本から海外に飛び出した人は数多くいますし、一方で国内で成果を上げたとしても正当な評価がされなかったという例も多々あります。また、世界的な賞を受けたときだけ光を当てるという都合の良さ。つまり、日本国内の「研究」に対する支援と評価の問題としていつも懸念していることです。今ひとつは、「そもそも縄文海進の時代と比較して現在は温暖化の時代なのか?」ということと、もしそうだとしても「その主原因が本当に二酸化炭素なのか?」という素朴な疑問は常に持っています。というのも、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が彼の二酸化炭素原因論を支持し、その温暖化の対策として原発が堂々と賞賛されていた時代があったわけです。また、将来予測と称し温暖化を煽るような極端なデータが示されていたこともあり、かつて世界的な問題になっていました。最近では、「脱炭素」がEV普及や産業構造変革の裏付けとして喧伝されていて、この受賞がそうした政策に利用されているようにも見えてしまいます。地球の大気現象についてはさまざまな論があり、二酸化炭素も気温上昇の一つ要因とは考えられますが、今回の受賞がそれのみにお墨付きを与えてしまう結果にならないかという懸念を持ち、もう少し冷静に状況を見守りたいと思っています。これは、あくまで個人的な意見ですが、誰がなんといおうとも「おかしいな?」と思うことに蓋をしたくはありません。このテーマについては、いつもうさんくささという香りを感じます。

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│-│-│2021/10/06(水) 21:51

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