アラカルト

時代を超えた価値

朝起きたら京都も雪国になっていました!5年ぶりの大雪だそう。寒くて縮こまっています。今夜は地上波でジブリ映画「紅の豚」が放送されています。明日早いので、録画して時間があるときにゆっくり見ます。私の秘蔵コレクションの一つに、劇中に登場する飛行艇の模型があります。良い機会なので、今日ちょっと一部修理も兼ねて引っ張り出してみました。実は以前模型研究の一環として構造検討用に買ったモノ。私が作ったわけではありません。こんなに綺麗に彩色できません。第1次大戦後の架空の飛行艇ではありますが、モデルとなった機体はイタリアの軍事博物館に沢山あります。実際、ローマ近郊まで機体やエンジンの構造を調査しに行ったのはもう5年も前の話。胴体の下部が内側にえぐれた構造をしているのですが、この形だと操縦する際に安定が悪くなるのですが、見た目に美しいためイタリアではあえて好んで作られます。宮崎さんはそういうところにこだわる人なんです。また、車もそうですが、電子制御ガンガンで動くものは、構造に関心が向かなくなります。ちょっと古い機械的なモノの役割って、時代を超えた価値があるように私は思います。

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│-│-│2022/01/14(金) 21:39

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