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アラカルト社会の利益のために安倍元総理銃撃事件からもうすぐ1ヶ月。いろんな報道のおかげで見えなかった部分がだいぶ見えてきたようです。こうしたカルト的な団体と政治がかなり密接に関わっていたとは驚きです。というか、あきれてものがいえません。安倍さんは被害者でもありますが間接的な加害者といえるかも知れません。また容疑者は加害者でありますが直接的な被害者でもあり、複雑な関係性があります。オウムのサリン事件が1995年ですから、ちょっと危ない団体は国の監視が行き届き、1990年代でなくなっているとばかり思っていました。国や政治家の責任は重いといえます。宗教だけでなく、企業との裏関係も洗い出すシステムを構築しないと、夢のある未来が見いだせません。この雑誌で関心をもったのが「脱会が難しい理由」です。簡単です。組織を抜けると不幸が訪れるという「不安を煽られる」からです。大変悲しいことですし、おぞましい。それだけ人の心は弱いともいえます。ただ、気をつけないといけないのは、これは今に始まったことではないということ。多くの神社には「蘇民将来之子孫也」の護符がありますが、これこそ「この護符をもっていないと不幸になりますよ」という印。皆、有り難く飾っていますが、昔から疑問に思っていました。いったいこの「蘇民」とは誰なのか、こうした札を誰が布教したのか、結構謎なのです。仕事柄、これまで宗教家や政治家からアプローチがありましたが全部拒否してきました。まったく付き合わないわけにはいきませんが、自分はこれからも一定の距離を置いた形で教育・研究・地域連携をつらぬきたいと思います。そして何より社会の利益を真剣に考えられる人でありたい。
│-│-│2022/08/04(木) 22:30│
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