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アラカルト原発事故の行方昨日も会議漬けでしたが、今日も朝から晩まで会議…昨日はクルマの中でおにぎり食べましたが、今日は昼食の時間が合ったのがせめてもの救い。でもまぁ、橘大学って中にいてもほんとに凄いと思います。時代や状況に合わせて常に変化し続ける。何もしないで変化することはないです。やはり地道に汗かかないとあかん。◆家に帰って日経新聞の夕刊を開いたら写真の記事がありました(詳細は新聞をご確認下さい)。なんだかトリチウムの安全神話が始まったようです。数値的には軽微なのかもしれませんし、「毎日2リットル飲んでも平気」とまで書かれています。放射線の専門家がいうのでそうなのでしょう。ただ、だからといって放出しても良いのかという問題があることをこの人はまったく理解していないようです。この人が毎日家族や親族で2リットルずつ飲んでいて、この12年何の健康被害もないというのならあっぱれと思いますが、単に書いているだけです。本当に安全なら放出せずにみんなで飲んだら良いわけですし、この論法ならそう締めくくるべきです。でも、そうでないというのはとても無責任だと思います。問題は、
・トリチウムが軽微でも内部被曝を生じるということ ・軽微でも大量に放出することで海洋汚染に繋がること ・軽微でも放出する限り風評被害は消えないということ ・トリチウムを除去する技術があるのに適応しないということ ・トリチウム以外の放射線が残っている可能性があること などがあろうかと思われます。つまり福島は2次被害・3次被害に今後も苦しむわけです。それに、原発を使う限り有害な放射性廃棄物が残り、何千世代に渡ってツケが残ってしまうわけです。どういう意図で日経がこうした記事をしれっと掲載するのか分かりませんが、ちょっと無神経やと思います。すぐに原発をなくすことは現状では難しいですが、日本が率先して除去技術の実用化を行うと共に、効率的な再生可能エネルギーの研究開発とそこへの転換を少しでも早く進めていくことが、今後の日本ならびに地球に必要なことなのではないでしょうか。 │-│-│2023/03/15(水) 22:23│
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