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アラカルトクルマの解体に思う昨夜はたまたまNHKの「解体キングダム」という番組で自動車の解体現場にカメラが入っていたので、ガチで見ました。2006年製のクラウンがなんど60分で解体される。リサイクル率は99%と世界最高水準と説明されていましたが、そもそもまだまだ使える部品が沢山あるのに解体するのは「もったいない」と感じたのと、社内にモーターが40個もあることに呆れました。また、EVは解体しにくい箇所が多く、このままEVが増えれば石油よりリチウムに使われるコバルトが枯渇するほうが早いのではないかとも感じました。あとは、リチウムイオン電池は衝撃に弱いことを再確認しました。クロスカントリー車には現状では向かないでしょう。また、武装すれば重くなりすぎます。それでもEVシフトは止められないでしょう。私のジムニーは今年で29年目の個体。普通に動くし、モーターも数個。このハンドルはかつて存在したイタリアのイタルボランテという会社のもの。デザインが気に入っています。アフターパーツではなく純正品。エアバッグの登場で多くのハンドルブランドがなくなってしまったので貴重です。以前、リペアの専門家と話したことがありますが、大事にリペアしながら使えば大抵のクルマは50年は使えるとのこと。会社の利益確保、システム変更、保安基準変更、計画的陳腐化、環境問題、ライフスタイルの変化、飽きの問題、商品知識のなさなど、様々な理由から高価なクルマが簡単に捨てられている現状をなんとか改善したいと思っています。
│-│-│2024/01/11(木) 09:34│
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