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アラカルト長いものに巻かれない最近、出勤前の読書時間に読んでいたのがコレ。タイトルだけで買ったので期待しませんでしたが、面白かった。大阪の医療崩壊の原因を作った維新の無責任、富裕層が得する税の構造、財務省と経団連の癒着構造、消費税の導入経緯とその後の格差拡大、確定拠出年金の舞台裏、ねつ造された厚生労働省のコロナワクチン情報、電力会社とメディアとの関係などなど、元国税を担っていた方の説明でよく分かります。以前叩かれたのに、未だに天下りが沢山あるんやね。ただ、細かいデータが示されておらず、本を売るための本であることも認識し、批判的に読むことも必要です。それを考えても、なんとなくは思っていましたが日本の政治やメディアが腐敗していることが分かります。この本が出てから噴出したのが、政治資金の問題です。税徴収のあり方もそうですが、税の使い方も精査していくことが、本当の意味で国民生活の向上に繋がると思います。あと、自分も長いものに巻かれないように気をつけたいものです。
│-│-│2024/01/12(金) 09:48│
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