アラカルト

プロモーションの光と影

昨夜は録画で映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を視聴。テーマパークに放置された恐竜を火山噴火から救出する一方で、恐竜をオークションにかけたりDNA操作で新恐竜を誕生させる人々の動きを描いています。結局、いつの世も人は新しい技術を生み出すと、それを良い方向に使う人と悪い方向に使う人が出てくるということですね。AIも今後どうなるのでしょうか。◆昨日の授業で近江八幡市役所の方にお越し頂き、特別講義を行いました。お忙しい中、本当にありがとうございました。思ったより近江八幡に行ったことのない学生が多く、感想文を読むと地域情報が届いていないことがわかります。スマホやSNSの普及で簡単に情報は手に入りますが、結局見ている情報は限られるということです。今後の地域プロモーションはホンマに大変だと思います。眠っている恐竜を引っ張り出さないといけませんかね。今朝の日経でも「決闘恐竜」が課題視されていました。そういえば以前、アメリカのメトロポリタン美術館に関連して『ミイラにダンスを踊らせて』(トマス・ホーヴィング、白水社、2000)という本が話題になったことがあったのを思い出しました。何をどこまでやるかというのは難しい問題ですが、情報が届かなければ人は認知しませんし、その情報に魅力がなければ行動しません。7月には約200名の受講生を40のチームに分けて地域フィールドワークをさせないといけません。若い頭脳に期待したいと思います。この中から次代のリーダーが必ず出てくるはずです。

1.JPG
│-│-│2024/05/31(金) 09:43

page top