アラカルト

執念のドラマ

タイガースは連日逆転されもう一歩のところで勝てませんが、ロッテの粘りはたいしたものだと思います。執念が勝っているのでしょうか。◆昨夜はNHKプロジェクトXの名作アンコール放送で「「窓際族が世界規格を作った 〜VHS・執念の逆転劇〜」を生で視聴。涙が出るほど面白かったです。VHS誕生の裏にこんなドラマがあったとはまったく知りませんでした。戦力が劣っていても勝機があればとことん進む。今ではこれもブラックといわれてしまうんでしょうけれど…。何より感銘を受けたのは逆転劇という側面よりも、ビクター・高野鎮雄事業部長(当時)さんの生き様です。上層部から事業部のリストラを指示されるも、部下を全員守り切り、一人ひとりを大切にする精神です。◆研究室にはどうしても捨てられないVHSがいくつか残っています。写真のものは、宇治の源氏物語ミュージアムが1998年に開館した時から上映されている映像「浮舟」で、質が高く今でもメディア史に関する授業で使わせて頂いています。複製禁止処理がされているので、DVD変換ができずこのまま使用。ただ、学内にビデオデッキを置いている教室が1つになってしまって、寂しい限りです。今年は大河ドラマの影響で源氏物語ミュージアムは盛況なんでしょうねぇ。ここ数年足が遠のいているので、落ち着いたら寄ってみたいと思います。

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│-│-│2024/06/02(日) 09:29

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