アラカルト

「経年美化」という商品プロデュース

まとまった雨となりましたが、雨の日は送迎が増えるため駅周辺が大渋滞になります。こういう時こそ、安全運転を心がけたいと思います。◆写真の本は最近発行された塚原龍雲著『なぜ日本の手仕事が世界を変えるのか −経年美化の思想−』(集英社新書、2025)です。20歳で起業し、その後日本の工芸に魅了され工芸の掘り起こしとそれを建築にまで広げるビジネスを展開している人物です。まだ26歳くらいで、大いに刺激を受けました。とくに、最近のモノは「経年劣化」「減価償却」するのが当たり前ですが、工芸品は(モノにもよりますが)使うほどに味が出てくる「経年美化」という特質があるということを再発見・再認識していることです(当初は魅力を感じなかったという)。日本人が忘れかけている価値観を若い視点で捉え直している点が面白いと思いました。生活様式が大きく変化している現代において過去と未来をどう結ぶのか、その商品プロデュースのあり方について個人的にも思案し続けたいと思います。

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│-│-│2026/03/03(火) 09:24

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