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アラカルト足で稼ぐもの八重桜が満開です。昨日の雨でだいぶ散り始めているものの、もう少し楽しめそうです。◆今朝の日経新聞・文化欄に「星新一賞」でAIが書いた作品が上位となり、人が書いた作品と区別がつかなくなるレベルまで来ているとの記事が出てきました。一方で、Analysisという欄に慶応大学の山本龍彦先生がAI規制に関して面白いことを書いていました(詳細は新聞を参照下さい)。とくに印象に残った点を要約すると、AIの倫理原則としてこれまで多くの国で「人間中心」を掲げているものの、「AIの評価を過剰に信頼してしまう」「AIの評価の妥当性を批判的に吟味しなくなる」「AI評価からの逸脱に対して同調圧力が働く」「効率性を重視し、人間が関与する時間を否定的に捉える」点から人間がAIにあらがえなくなり、無力化すると説いてます(これを「スポンジ化」や「パンバー化」という用語で説明しています)。それを防ぐには「教育」が大事で、ハーバード大やスタンフォード大ではコンピュータサイエンスカリキュラムの中に「哲学」を入れるようにしているとのことです。◆ネットやAIの登場によってその可能性は多様に広がりましたが、一方で人は本を読まなくなり本屋もどんどん潰れています。ネットなどない時代、アグレッシブに各地の本屋さんに行ったり、図書館の図書カードを必死に調べまくり、フィールドワークを行っていた時代が懐かしい。とにかく、我々世代は「研究は足で稼げ」と口酸っぱくいわれたものです。なので、いまの学生にも原則フィールドワークを課しています(事前情報はAIでまとめても良いとしています)。ただ、足で調べた情報はAIデータにはないので自分でまとめざるを得ません。フィールドワークはリスクを伴いますが、何かあればきちんと責任をとるようにしています。
│-│-│2026/04/16(木) 08:37│
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