アラカルト

「魯山人のかまど」が面白い

南丹市の事件は、犯人は捕まりましたがやるせない気持ちでいっぱいです。ただ、警察の方々の執念には感服いたしました。◆最近、NHKのドラマ「魯山人のかまど」を録画して観ていますが、とても面白いです(画像は公式HPより)。私はお酒をほとんど飲まないので、居酒屋さんやお料理屋さんとはあまり縁がなく(大衆料理店にはよく行きますが)、美食家の魯山人さんはこれまで少々遠い存在というイメージがありました。ところが、ドラマを通じてその生い立ちや価値観に触れ、関心が強くなりました。ドラマは、北鎌倉で生活する北大路魯山人さん(藤竜也)を、若い記者である田ノ上ヨネ子さん(古川琴音)が取材し、彼女を通して魯山人さんの本質に迫る内容となっています。今週は、イサムノグチ夫妻が登場したのには驚きました。もともと北鎌倉にあった旧宅(春風萬里荘)は、現在茨城県笠間市に移築されており、その場所を使って撮影されています。また、撮影の見所では本物の器がかなり使用されているようで、環境設定だけでも見応えがあります。加えて藤達也さんの演技も素晴らしく、気難しい性格を見事に演じきっています。もう俳優というより魯山人さんそのものという感じ。思い起こせば、昔民俗調査で江戸前の猟師さんに話を聞いていたことがありましたが、とても気難しい人で気分が悪いと「帰れ!」と追い返されることがありました。それでも、根気強く通い詰め最終的に本にまとめられたのはいい思い出(彼が使っていた道具は最終的にご寄贈いただき、今は文化財登録されるに至っています)ですし、どうしてもヨネ子さん目線になってしまいます。ドラマは全4回で、来週で終わりになります。

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│-│-│2026/04/17(金) 08:51

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