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アラカルト不思議な縁前期がほぼ終了し、私の場合は期末レポートを出すことが多いので、この時期は大量のレポートのチェックをしたり、まだ出していない学生に督促したりしています。それで、今日は面白いやりとりがありました。1回生の学生がやっとレポートを出しに来たのですが、参考文献が書かれていませんので、根拠がないことを指摘しました。授業で何度も説明しているのにです。彼の弁解は「参考文献は使っています。ウィキペディアです。コピペはしていません。」と真面目に言うのです。演習授業で課すレポートにはウィキペディアを参考文献に使ってはいけないと、資料にも書いて渡していますし、授業で何度も説明しています。それでもこうした返答があることに驚きましたが、そこはグッと我慢してなぜダメなのかを説明したら、やっと納得してもらえました。繰り返し根気よく指導することの大切さを今日も学びました。ネットに依存してしまうと、そのネット情報が間違っていると、間違ったまま情報が蔓延してしまう危険性があります。ネット社会はとても便利なのですが使い方を気をつけないと本当に恐ろしいものと思います。さて、前置きが長くなりましたが、最近本を頂くことが多く、先日小泉凡先輩に頂いた本を読了したので、前に天橋立に行った折にお会いした伴とし子さんから頂いた本を読み始めています。若狭湾に大和が開かれる以前に古代王朝があったことを調べていらっしゃいます。数年前まで古代史と関わるとは夢にも思っておらず、何かとても遠い存在のようなイメージでしたが、今はどっぷり浸かり始めています。不思議な縁です。若狭と熊野は本州の対局にありますが、古代王朝や徐福伝説、浦島伝説、海洋文化など、とても共通する部分があって面白いです。この本にある銅鏡ですが、これは発掘品ではありません。籠神社にずっと伝えられてきた伝世品なんです。十種神宝との関係に思いが及びます。ところで、お八つはスタッフに頂いた美味しい最中を頂きました!いつもありがとうございます☆
│-│-│2016/08/03(水) 22:13│
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