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アラカルト漱石の妻まだまだ汗ばむ陽気が続きます。ただ、急に寒くなるのでしょうねぇ。後期の木曜日は人数の多い授業が2コマあり、準備もさることながら出席表や課題の整理に追われます。今日は授業終わりに会議もあったので、あっという間に夜中です。それはそうと、最近NHKの土曜ドラマ「漱石の妻」を録画で見ています(写真は公式HPより)。4回だけのドラマで、2回目の放送が終わったところです。なんとなく見始めたのですが、とてもいいドラマです。少し重苦しいテーマでもありますが、人間漱石が彼の奥さんを通してよく描かれています。漱石は文豪として知られていますが、子どもの頃は捨て子同然のつらい人生を歩み、留学によってさらに精神を病んでしまいます。その場面は見ていてほんとつらいのですが、ギリギリのところで乗り越えていくストーリーに心が動かされます。とくに尾野真千子さんの演技が光っています。なかなか思うようにいかず、暮らしも豊かにならない環境の中、ひょんなことから雑誌に投稿したのが「吾輩は猫である」なのです。こんなふうにあの作品が誕生したのかと知るとまったく別物に見えてくるのでとても不思議です。また、信じることの大切さを教えてもらった感じです。この後どんな展開が待っているのか、とても楽しみです☆
│-│-│2016/10/06(木) 23:36│
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