アラカルト

京都鉄道博物館

これから天気が崩れるようですが、なんとか明日の夕方は天気がもって欲しいと願っています。さて、今日は京都鉄道博物館に行ってきました。オープン後はとても混んでそうでしたので、少し落ち着いてからにしようと思っていたらこの時期になりました。この施設は梅小路機関車館と大阪弁天町にあった交通科学博物館を合体させてつくったものです。実は以前の施設から女子大時代の卒業生がスタッフとして働いていて、今回の施設計画にも関係していました。今日は丁寧に施設を案内して頂きました。お忙しいのにほんとにありがとうございました。連休等のピーク時は1日1万人も訪れるそうですので、いかに人気があるかがよくわかります。建築や展示もよく考えられていて、これまでできた鉄道博物館の中では1番ではないでしょうか。京都にこうした施設が誕生したことを誇らしく思います。とくに感心したのが、来場者に「多様な視点」を感じて頂くというコンセプトでした。なんとなく見過ごしてしまいそうな展示コーナーも、運営側の視点とともに利用者の視点も合わせて展示してその違いを感じてもらったり、車両もホームの目線だけでなく、上から見れたり、中から見たり、あるいは下から見上げる展示があるなど、随所に工夫が見られました。博物館ならではの表現方法と思いました。それから、フロアーのほとんどは絨毯なのですが、絨毯にすると空気中に埃がかなり発生し車両に着いてしまうのですが、子どもが多く来場するのであえて絨毯にし、なるべく埃の出なかったり、汚れの目立たない絨毯を選ぶなど、細かい配慮がなされています。一番苦労したのは解説文だそうで、各セクションとのやりとりの中で、最終的に250字以内に分かりやすく納めるのに時間がかかったそうです。JRは組織が大きいのでその大変さが目に浮かびます。12月頃に学芸員資格を目指す学生を連れてまた見学に行ってみたいと思いました。見学後、博物館の隣にある施設に新たにできた京野菜料理のお店で遅めのランチを頂きました☆

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│-│-│2016/10/07(金) 21:56

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