アラカルト

映画「溺れるナイフ」と熊野

今日は風が強かったので、さすがに夕方からコートを引っ張り出しました!午前中はキャンパスプラザで開催された「学まち連携大学事業」のセッションに参加し、うちの大学の取組を少し説明しました。他大学の発表を聞くと、結構うちはやり過ぎている面もあるので、数を増やすより質を高める方がよいのかなと思ったりしました。午後は駅前商店街イベントを見て、夕方から久しぶりに映画を観ました。昨日から公開の「溺れるナイフ」です。ほぼ前編地域連携をしている熊野でロケがなされているというので、楽しみでした。が、ターゲットが10代の女性なので、9割女子学生の中で観るのはちょっと勇気が入りますが、こういう環境は女子大時代で慣れっこです。いわゆる思春期のラブストーリーですが、途中大きな事件があってドキドキ、ハラハラする展開満載で、とっても面白い映画でした。というか、なんか学生時代に戻った感じがします。また、出会いの不思議さについて考えさせられました。映画のパンフレットにはロケ地のことがこと細かに書かれていて、だいたいの状況が分かりました。とくに主人公の二人が奇跡的な出会いをする場面が「熊野古道」の大門坂付近というのが、私的にはとても嬉しかったです。熊野といってもほとんどが新宮で撮影されているんですが、重要な場面に古道が出てきたのは有り難かったです。よくぞ和歌山で撮影していただいたということに感謝です。今後、この映画がヒットしたらロケ地観光の拠点は当然新宮となりますが、勝浦や串本にも流れてくることは間違いありません。昨年公開された「海難1890」はほとんど観ている学生はおらず、今年の1回生のゼミ生に確認したら、知っている人は誰もいませんでした。ただ、今回の「溺れるナイフ」はどれだけの学生が観るかはわかりませんが、ほとんどの学生はその存在を知っています。この認知度は生かさない手はありませんが、熊野の人がどれだけこの映画を観てくれるかが地域振興では大事になります。お客様の目線で地域振興ができるようになれば、そこに共感が生まれます。ちなみに、主演の菅田将輝君はドラマで体当たりの演技をする若手として知っていましたが、ヒロインの小松菜奈さんは今回は初めて知りましたが、演技をするときの表情にとても独特のものがあり、これから伸びていく女優さんになると確信しました。チラシの写真ではまったくその魅力が伝わらないので、ぜひ映画を観て欲しいと思います。映画も俳優さんも地域も伸びていって欲しいですね☆今日のスイーツは、午前のパネルセッションで花園大学さんが京北町と連携して山椒とくろもじを使って研究開発をしたというプリンを頂きました。最初はどんな味がするのかドキドキでしたが、ハーブプリンのような味でとっても美味しかったです☆

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│-│-│2016/11/06(日) 22:17

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