アラカルト

本当の特徴は気づかない所にある

こちらは台風は過ぎましたが、長浜辺りで大きな被害が。近くに住む卒業生からまだ返事がないので心配です…無事でいてくれ。今日は大学基準協会という組織から広報誌の関係で地域連携の活動に関するヒアリングを受けました。彼らは誌面の関係で何か特徴のある事業をセレクトしたかったようですが、話し合いの中で気がついたのは、「ほとんどの学部学科で地域連携活動を行っていること」「一過性の事業で終わらせない仕組みを構築していること」が特徴なのではないかということです。われわれは当たり前に続けてきているので、それは「当然」と思っていましたが、実は他の大学からするととても珍しいことなのかも知れないと改めて感じました。昨年も補助金採択のシンポジウムでコミュニティデザイナーの山崎亮さんからもそういえば同じ事を聞かれたことを思い出しました。彼の大学でもできていなのでしょう、きっと。たしかに昔は孤独な戦いをしていた時期もありましたが、その積み重ねの上に今があります。今月公表されましたが、今年も「山科検定」を実施します。他の区ではとても無理と言われていますが、なぜうちの区でできるかというと、15年以上もかけて人のつながりを構築しつづけているからに他なりません。一人でできることは限られます。しかし、一人ひとりが町の未来を真剣に考え、自分ができることを地道に積み上げることで町は変わっていくと信じています。変わらないのは具体的な行動に出ないからなのです。格好良くやるとか誰かに媚びするということなく、私は泥臭くたとえ嫌われることになろうとも、心の声を信じます。今日のスイーツは先日頂いたとらやの水羊羹。上品な美味しさにうっとりです☆ごちそうさまでした。
1.JPG
2.JPG

3.JPG

4.JPG
│-│-│2017/08/08(火) 21:57

page top