アラカルト

50年後の京都

このところ暖かい陽気でしたが、今夜は少し冷え込んでいます。着る物が難しいですね。さて、今日は研究室に京都市の景観政策課の方と郷土史家の方がおみえになりました。以前は山科の景観を考える研究会などもしていましたが、その後大きな進展はありませんでした。昨年の10月から市が新たな政策を展開されたようで、その対象に山科も入ったということでとても嬉しく思いました。まずはお寺を中心に景観整備を始めて行くようです。関連する情報は京都市のサイトで確認することができるようになっています(ちょっと見にくいですが…)。私も時間があれば協力をしたいのですが、やることが多すぎるので情報提供やコーディネート的な役割を可能な範囲で担えればと思います。京都に来た頃は日本で最も景観政策が進んでいると思っていましたが、それは一部であり、例えば四条通を挟んだ祇園の南北では大きく景観が異なります。最初は驚きました。難しい点も多いかと思いますが、点が線に、そして面に展開できていくと面白いと思います。山科は盆地の範囲が小さいので、山並みが綺麗に見える景観政策が展開できるといいなぁと昔から思っています。今あるビルはもう仕方ないので、50年後の環境をどうデザインするのかをよく考えます。

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│-│-│2019/03/08(金) 00:17

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