アラカルト

石の神を祀る山

今日はよく晴れて気持ちの良い日曜日☆ほとんど何もせずのんびり過ごすことができました☆投票はに行きましたけど。◆さて、昨日の続きです。せっかく奈良に行ったので、体調はいまいちでしたが寄ってみたい場所を探して伺いました。天理にある大国見山(おおくにみやま)です。以前参拝した石上神宮の本家みたいな所。山頂にゴロゴロと沢山の磐座があるのです。つまり「いそのかみ」というのは、「石の神」ということです。とんでもなく神聖な香りがします。日本という国は恐ろしい。今は登る人も少ないですが、山麓に「桃尾(もものお)の滝」というこれまた素晴らしい禊ぎ場があり、その近くに小さな「石上神社」があります。そこから急な斜面を登ること30分。大国見という名前だけあって、山頂からの眺望がとにかく素晴らしい。標高500メートルとそれほど高くありませんが、さっきまでいた斑鳩も手に取るように見ることができます。昔は禁足地だったようで、岩戸石や鏡石とおぼしき岩もありました。自然石も多くありますが、写真の石は人工的に置かれたものと私は考えます。縄文時代は墓地でもあっただろうと思います。天理に古墳が多いのはこの山の存在が大きいのだと、登ってみてなんとなく理解できました。三輪山が新しく思えます。さらに奥に進むと「八つ石」という奥の院らしいところもあるようでしたが、表示がなく道が分からないので、またいつか探検することにします。空気が良いのか、こいう場所にいる間は不思議と咳が止まります。

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│-│-│2020/02/02(日) 23:02

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