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アラカルトお麩のお話2月3日。節分ですね。夜スーパーに行ったら恵方巻きを求める人で行列ができていました。私はもともと恵方巻きを食べる習慣をもっていないので、いまだに不思議な感覚になります。◆今日は卒業生が遊びに来てくれました。東京出身の男子ですが、京都のお麩を扱うお店に再就職したというのです。営業職で頑張っているとのこと。「半兵衛」というお店。創業元禄2年(1689年)ということですから、今年で331年です。大石内蔵助もこのお店のお麩を食べていたのかも知れません。調べたわけではないですが、恐らく日本一古そう。ということは世界一古いお店かも。お麩は大陸から室町時代に入ってきたようです。あまり意識することはありませんでしたが、京都の場合、お寺さんとの関係があり、禅寺において精進料理とともに用いられてきた歴史があるようです。昔は肉を食べなかったので、お麩は貴重なタンパク源になったわけです。食生活が変わり、普段食べる機会も少なくなっていますが、まさか卒業生がらみで関わるとは夢にも思いませんでした。なぜお麩なのでしょうか。ご関心のある方はぜひご連絡下さい。私、料理は超ヘタクソなんですが、なぜか「食」に関するつながりが耐えません。ともかく、笹巻きの生麩饅頭というのが美味しかったです。中にこし餡が入っていて、なんともいえないもちもちっとした食感が口の中に残ります。
│-│-│2020/02/03(月) 22:47│
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