アラカルト

トイレットペーパーのない時代はどうしていたのか?

今日は雛祭りですが、新型コロナの関係で華やかな気分にはなれませんねぇ。メディアでトイレットペーパーがないと叫んでいるので、本当かなぁと思いいつものスーパーで棚を覗いたら見事に空。昔オイルショックの時も似たような状況になったのを思い出します。なので、今年は「コロナショック」の年と言っても良いかもしれません。先の不安が購買行動に駆り立てるという経験はこれまでにもあったわけですが、歴史は繰り返すということでしょう。ところで、トイレットペーパーがない時代はどうしていたのでしょうか?トイレットペーパーのようなものが登場したのは、江戸時代後期頃と言われています。その頃は質の悪い再生紙を使っていたのです。だから、ペーパーがなければ新聞紙で代用すればいいくらいに考えればよいと思います。もちろん流すことはできませんし、匂いは多少残るかもしれませんが。最近は新聞を読まない人が増えていますが、新聞って緊急時にはいろんな用途に使えるんですよ。それ以前の古代・中世の時代は、用を足した後に木片を利用していたようです。さらに縄文時代にはどうしていたかというと、なんと割れた土器を利用していたそうです。ちょっと痛そう。あと、葉っぱなんかも使っていたんじゃないかとも思われます。まぁ、こういう機会に、生活史に関わることを博物館がもっと積極的に体験を通じて理解を広げて欲しいなぁと思います。本来、人間以外の動物は用を足した後にお尻を拭いたりしませんので、ペーパーがなくても死ぬことはありません(極論ですが)。マスクにしても、外出用くらいならハンカチやバンダナで十分だと思いますし、それらは洗濯して繰り返し使えます。むしろ医療機関や福祉施設のマスクや除菌グッズが足りないようで、そちらの方が深刻です。冷静な対応を期待したいと思います。◆午後に山科区役所で会議がありましたが、入口の花壇が綺麗に整備されていました。いつも「花と緑のまちづくりサポーター」という方々が整備されているようですが、こうした活動をもっと広げていけないかなぁといつも思います。町に高いビルを建てるのではなく、花と緑を増やしていきたいんだけど。もう手遅れかなぁ。会議の後にイオンタウンで一服。ワダプリンというのが柔らかくて美味でした☆

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│-│-│2020/03/03(火) 21:20

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