アラカルト

完璧を目指さない

だんだんと湿気が多くなってきた感じです。少し動くだけでジワッと汗が出てくるようになりました。ほんとに季節の変わり目。なかなか感染者数が減らないので、オリンピックはどうなっていくのでしょうか。◆今日は博物館実習で毎年行っている写真展示の小企画を行いました。資格取得者数が年々少なくなっているので、今年は前前期で3チーム。テーマは学生が決めるのですが、最初のチームは「コロナ禍における飲食店の応援」がコンセプト。大学近くでデリバリーしているお店を調査してくれました。二番目のチームは、「自分で作れる防災グッズ」がテーマで、身の回りのもので作ったグッズと一般の商品とを比較しています。これも面白かったです。ただ、このチームのフィルムがほぼ全滅だったので、デジタル画像を使っています。三番目のチームは、全国共通の商品ではなく、「地方色を全面に打ち出した商品開発の動向」をテーマに、ご当地サイダーを一生懸命集めて撮影してくれました。長野から沖縄まであります。調べてみますと、ご当地サイダーというのは現在600以上のバリエーションがあるとのこと。比較的手軽に開発できるのと、商品価格を低く抑えられるという特徴があるからだなのではないでしょうか。今日の学生は結構のんびりしていて、全然時間内に終わりません。「ごちょごちょ考えてないで、さっさとやれ!」とドラゴン桜風に言ってみてもも動かないので、なぜかセッセと手伝いをし、やっと完成☆終わったらパタン。暑かったというものありますが、授業中に思わぬドタバタがあって、いろんな汗をかきました。細かい点で粗は沢山ありますが、最近はある程度の効率性も考えるようにしているので、あえて「完璧を目指さない」ように意識しています。今年からブローニのモノクロとリバーサルのフィルムは、全部東京で現像されるようになり、もう関西ではできなくなりました。どんどん時代は変わりますが、まだネガはOKなので最後まで諦めません。授業でデジタルも使ってますが、ブローニの二眼レフもまだ使ってます☆メディア史の勉強も兼ねているんです。ていうか、これからフィルムが貴重な文化になっていくはずです。

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│-│-│2021/05/14(金) 23:15

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