アラカルト

狂言とワークショップの夕べ

新入生は今日から2日間、新入生セミナーといって自己発見・交流ワークショップを行います。自分自身を客観的に見つめたり、いろんな友達と交流したり共同ワークをすることで、気の合う友達をみつけたりしてもらいます。キャンプに行く学部もあります。大学は最初が肝心で、ここで友達が作れないと退学する割合が高くなるというデータがあるので、積極的に後押しをします。私はゼミ授業の中でもお互いの考えが分かるようなワークを所々に入れます。大学時代の友人は本当に大切なのですが、いまは皆それを理解していないかも知れません。まだ2回しか会っていませんが、最初に集合写真を撮り、そこに名前を入れ込んでみんなに渡したりします。私のやり方はそうやって2日で全員の名前と顔をほぼ覚えます。名前で呼ぶと、みなドキっとしてこちらを見ます。なにより話を聞くようになります。これが最初の大事な仕事なんです。ところで、先日、山科駅前にサテライトを開所しましたが、その開設記念企画として、21日に山科アスニーにて能楽師である茂山良暢氏による「狂言とワークショップの夕べ」を行います。時間は18時からです。入場無料(150名・申込不要・先着順)ですので、ご関心がありましたらぜひご参加をお待ちしています。最近は全学的に地域連携を行っていますので、今回は文学部の先生のつてで実現がしました。なかなか狂言を鑑賞する機会はありませんので、私も楽しみです☆それから、今夜は思わぬ出会いがありました。いつも行っているジム上がりに、いつものようにロビーでドリンクを飲みながらボーっとしていたら、名前を呼ぶ声が。どこかで見たような感じでしたが思い出せず、確認したら文学部の卒業生でした。いまは警察官になっているとのこと。頼もしい限りです。それよりも学部以外の先生なのに、名前をきちんと覚えていてくれて、私自身もやはり嬉しく思いました。名前って大事ですね。

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│-│-│2017/04/05(水) 23:03

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