アラカルト

お麩料理を味わう

新型コロナの抗体が見つかったようですね。今後、治療法が早く確立していくことを祈りたいと思います。◆今日は資料をまとめて「確定申告」。かなり寒いので人が少ないかと思ったら、会場は人で溢れていました。もう少しずらした方が良かったのかなぁ。◆お昼は、以前研究室に来てくれた卒業生のいる半兵衛麩本店に伺いました。場所は堀川五条。税務署から歩いて行けます。なのでこの日に合わせたんです。一度、食べに来て欲しいとのことで、予約していました。結局ほとんど打ち合わせになりましたが、本格お麩料理を今日は満喫できました☆お麩というと、成分のほとんどがグルテンですが、最近グルテンフリーということで嫌われがちな素材かと思ったら、海外ではもう一段落しているとのこと。もちろんアレルギーの人はダメですが、もともと肉を食べない日本人、とくにお坊さんが精進料理を通して得るタンパク質。つまり、お麩は低カロリー&高タンパク質であるため、ヘルシーかつミネラルが豊富なダイエット向きの食材として注目されています。いろんな勉強をしました。また、老舗ならではの課題もお聞きし、大学として何か協力できることがあれば協働していこうということになりました。2階には、社長さんが集めた「お弁当箱(といっても螺鈿漆器など恐らく日本最高の超高級工芸品)」が勢揃いし、向かいには西洋風にアレンジしたお麩やお麩を使った菓子を販売する「ふふふあん」というショップもありました。老舗なりに新たな商品開発にも力を入れていることに関心しました。古いお店だけあって皇室とも深い関係にあるようです。この辺りはクルマでよく通るのですが、裏通りに入るのは初めてで、和風の店舗を見るだけでも価値があります。なんだか知らないことが多すぎると思うと同時に、京都の奥深さをいつもながら感じます。ごちそうさまでした。また、このご縁を大切にできればと思いました。お店の営業には石田梅岩さん(1685年〜1744年:江戸時代の思想家、倫理学者)と関わりがあり、家訓に「先義後利」(義を先にして利を後とする)があり、これも素晴らしいと思いました。考えてみれば、最近は「利」ばかり。悲しいかな、大学も「利」を重視するようになりました。もう一度、彼の志した「石門心学」を見直さないといけませんねぇ。◆打ち合わせを終えて、確定申告の続きをして、夕方に大学で自治体さんとの打ち合わせをしたらもう1日が終わり。ちょっと詰め込みすぎました。

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│-│-│2020/02/18(火) 22:01

アラカルト

今年のテーマは「熊野とスポーツ」

今日は冷えましたが、明日はもっと気温が下がるようです。警戒しましょう。◆さて、今年も2月22日(土)に開催される「JR京都駅ビル大階段駈け上がり大会」に和歌山県那智勝浦町とコラボして参加します。私が走るわけではありません。学生が2名走ります。また、観光PRの応援隊として7名の学生が参加します。全員まちづくり研究会のメンバーです。頼りにしています。昨年は歴史をテーマにコスチュームのイメージをしましたが、がんばった割に反響が今一つでしたので、今年のテーマはスポーツとしました。つまり、熊野地域で開催されるスポーツイベントや、スポーツに関わりのあるモチーフをイメージすることにしました。4人走るので、以下の4つを走ってPR。

<コスチュームコンセプト>
・サッカー:日本代表のエンブレム「八咫烏」発祥の地
・マラソン:奥熊野いだ天ウルトラマラソン(最長100キロ)
・自転車:ツールド熊野(4日間で、約300キロ)
・トレッキング:世界遺産・熊野古道ウォーク

スケジュールは毎年同じで、10時から11時半頃まで中央改札前付近で観光PRを行い、今年は12時30分頃からコラボチームの出走となります。もしかしたら、今年は京都府の観光PRともコラボするかも知れません。土曜日に買い物ついでにぜひ応援お待ちしています☆晴れるといいなぁ。時節柄マスクは必須かな。

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│-│-│2020/02/17(月) 22:00

アラカルト

信長の夢

明日から天候がまた大きく崩れるみたいですね。着るものには気を付けたいと思います。◆今日も入試。拘束時間は短かったものの、雑用もしていたら結局1日仕事をしていた感じ。われわれは代休がないので、悲しい限りです。◆話はだいぶ遡って、近江八幡の時のこと。運命的か、偶然かわかりませんが、報告会時、大勢いる参加者の中で私が座った席の前後にお坊さんが着席されました(あとでその事がわかるのですが)。あの日は体調があまりよくなく、フィールドワークは遠慮しようかと思っていましたが、これは逃げられないと思いました。最初に安土駅にほど近い「浄厳院」さんに。ここは以前に一度伺っていますが、信長が建てさせたお寺で、外からはわかりにくいですが、宇治の平等院とそっくりな阿弥陀如来像が安置されています。時代的に少し新しいものですが、とにかく立派な仏像です。滋賀にはこうしたお寺が普通にひっそりと存在しているのです。もっと着目をされても良い場所ですが、宣伝や見せ方、アクセスが悪すぎます。とても、モッタイナイ。また、この場所で歴史的に有名な「安土問答」という浄土宗と法華宗の論争が、1579年に行われたのです。法華宗が論争をふっかけ、最後は浄土宗が勝つのですが、信長は法華宗の人達に以後論争をするのは絶対やめるようお達しを出します。私はもともと信長について深い関心はありませんでしたが、安土城に関わり史跡などを巡るうち、彼の思想がだんだん分かるようになってきました(いろんな説はありますが)。恐らく、彼はどちらの宗教が良い悪いではなく、「争い事が嫌いだった」のだと思います。比叡山焼き討ちなどで、残忍な側面がクローズアップされますが、対立する動きを全て封じたかったのだと思います。結局それで最終的な目標というか、彼の夢は「あらゆる宗教の習合」だったのではないかと感じるようになりました。そう考えると、安土城の設計思想がなんとなく見えてくるのです。それが、ひいては世界平和に繋がるのだと思います。ただ、思いが行き過ぎてしまったので、光秀に裏切られたのだと思うようになっています。大河ではどのように描いていくのでしょうか。◆入試の山は過ぎたので、帰りにジム近くのドトールさんでリンゴのミルクレープを。初めて食べますが、鉄板的な味です☆どのこお店も飽きさせないよう、新たな商品開発を続ける姿勢にいつも感服します。私はスタバも嫌いではないですが、なぜかドトールの方が落ち着くんです。

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│-│-│2020/02/16(日) 22:15

アラカルト

菓子工房momo

新型コロナは新たな段階に入ったようで、かなり警戒しないといけません。広がるといろんなことが滞るような気がします。◆大阪のオートメッセに行きたかったのですが、明日も入試なので体調を整える日とし、ほとんど家におりました。お陰様でだいぶ調子が良くなりました☆◆お昼だけ外出して、御陵のココットさんでランチを頂き、その後すぐ近くにある菓子工房momoさんに行ってきました。前から行きたいと思っていたのですが、開店日が限られているのでようやく実現。事前に調べないと絶対たどり着けそうもない住宅密集地の中にあります。お店は小さいですがとてもかわいらしく、ジブリ映画のキキとかジジが出てきそうな雰囲気(写真が暗くてスミマセン)。ただ、もうすでにほとんどが売り切れ!つい最近テレビで紹介されたようで、ものすごい来客なのだとか。私が食べたガトーショコラがほんとに最後の1つ。タイミングが悪いんだか、良いんだかわかりませんが、有り難かったです。素材にこだわられていて、なんかいろんな所に愛情を感じます。ショコラはしっとりした感じで、左の苺はアスカルビー。初めて食べましたが、ほんとにまろやかな味でした。テーブル席が2つだけあって、珈琲を飲みながら店内で食べることができます。ごちそうさまでした☆テレビの影響が少し落ち着いた頃にでも、また遊びに行きたいと思います。

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│-│-│2020/02/15(土) 23:00

アラカルト

創造性をどう育むのか

体がどうも安定しません。今日は咳に加えて鼻水が止まりません…。◆午後から草津で文化政策の会議があったので、午前中に昨日ご紹介した守山の諏訪家屋敷に寄ってきました。子ども達の作品が30点、綺麗に展示してありました。建物の雰囲気にも良く合っています。でも、お客さんが…鋭意宣伝しないとなぁ。写真の抹茶茶碗は、お母さんをイメージして制作したのだそう。母の優しさと厳しさとを表現しているのです。皆、形は似ていますが、よく見ると微妙に異なり、絵付けは一人ひとりまったく異なります。日本の教育は子どもを型に嵌めていくのが好きですが、そうすると創造性が育たなくなります。また、「感性」は点数化されるべきではないのです。みんな違っていい。むしろ、そうした違いを伸ばし育てていくことが、今の教育には特に必要だと私は思います。◆お昼は草津駅前にある「ニワタス」というエリアにあるイタリアン「Misora Terrce」さんで、サーモンのランチを頂きました☆この場所はまちづくり会社が運営をしていると聞いていたので、一度入ってみたいと思っていました。その他にも個性的なお店がありますが、人の入りはボチボチでしたので、ちょっと経営が心配になったりしました。

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│-│-│2020/02/14(金) 23:12

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