アラカルト

支え

今日は大学院の初回のリサーチプロジェクトが開かれました。新しい先生や新しい院生が入ってきたので、かなり新鮮な感じ。院生の発表に対して、多くの先生が意見を言われるので、刺激的な時間となります。ところで、昨日は卓球の平野選手が世界ランク1位の丁寧選手を破りました。彼女はリオで控えに回っていたので、ほんとに嬉しかったでしょう。試合直後に腰が抜けていましたが、ほんとにああいうことが起きるんですね。しかも、今日は決勝で圧勝!おめでとうございます☆実は私は高校時代と大学時代は卓球に明け暮れていました。卓球は見た目以上にハードなスポーツで、現役時代履いている靴の親指はすぐに穴が空くのが常でした。親指とその付け根は常に皮がむけるので、それを補うため、カチカチの状態になります。私はリーグ戦4部と3部をうろうろするくらいでしたが、それでも毎日ハードな練習を欠かさず行っていました。私は高校時代から始めたので、技術的に追いつくのに非常に時間がかかりました。練習時間をかけてもかけてもなかなかうまくならずいつも補欠でした。それでも諦めなかったのは、ピンポン外交で有名な荻村伊智朗さんがいたからです。写真の彼の本に出会い、高校から始めた人でも世界チャンピオンになれた人がいる。自分自身の支えとなりました。結局、その頃、卓球は超不人気スポーツで、部員が集まらず、試合でも大きな成果を残すことはできませんでしたが、最後に練習試合で競合チームの主力選手を破ったこと、試合以外の自主トレの長距離・短距離では他大学の選手の誰にも負けないところまで行きました。短い期間の中では、あまり成果がでていないように思えても、コツコツと続けていれば、長い目で見ると差がでるものということをスポーツを通じて知りました。卒業後はまともに卓球をしたことはありませんが、今日はちょっとやりたくなりました(笑)リサーチの時、院の卒業生からいただいたバターサンドが美味しかったです。東京ばな奈をつくっている会社の製品で、歯ごたえ、味のバランスを微妙に設定してあり、商品開発に対する志の高さを感じました☆

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│-│-│2017/04/15(土) 21:39

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道を開く

ようやく春らしい一日。大学の裏山一面に山桜が綺麗に開花していました。桜並木も好きですが、こうやって山の中に点在して咲く桜もなかなかワイルドで好きです☆さて、今日はお昼休みに山科駅前にオープンさせた大学のサテライト「たちラボ山科」の学生委員会初回会議を開催しました。いろんな学部から7名もの学生が参加希望を出してくれて、今後が楽しみです。一緒に考えながら活動内容を決めて行ければと思います。とくにうちの大学では、初の街中サテライトになるので、今日が新しい歴史をつくる第一歩となります。話を聞いてみると、とくに「○○がしたい!」という具体的なことよりも、募集チラシをみて「この機会に何かを始めたい」という人が多かったかな。看護学部の学生で、地域看護という分野を選考しているので、地域との接点が欲しい的な話はありましたが。ともかく、何かを始めるのに理由はいりません。私としては新たな道を切り開く彼らの背中を少しでも押してあげられればと思います。「道を開く」という意味では、私の父方の祖父は、ほんとに道を拓いた人でした。長野県下伊那郡泰阜村という山間部の集落から、飯田線唐笠駅というところまで本当に自力で道を作ったそうです。現在、その唐笠駅近くに「木下徳一翁頌徳碑」というとても大きな石碑が建っています。子どもの頃、何度かお会いしたことがありますが、名前の通りほんとに徳のある感じで、とてもやさしい方でした。よくお腹をさすってもらったのを覚えています。あと梅干しは身体にいいから食べなさいと言われましたが、未だに梅干しはあまり好きではないので、それは実践していません。梅酒は好きなんですが、すみません。ただ、いろんな意味で「新しい道を開く」という点では同じ血が流れているのかなぁ、と思ったりします。これからも失敗を恐れず、学生達とチャレンジをしていきたいと思います。

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│-│-│2017/04/14(金) 23:41

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今年が最後の支援

午前中、すっきり晴れたということもあり、気持ちがとても落ち着いた1日となりました☆結構桜もまだまだ頑張ってくれていて、楽しめます☆さて、もうそろそろゴールデンウィークが近くなってきました。今年もびわ湖ホールの音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ」が28・29・30日の3日間開催されます。今回のテーマは「ラ・ダンス:舞曲の祭典」です。ホールだけでなく地域に広げていくというのがコンセプトだったのですが、これまでなかなかうまくいきませんでした。しかし、この度、滋賀県と大津市とが初めてタッグを組むこととなり、市内でもセッションが行われることとなりました。素晴らしいことです。ホールの組織も発展的にリニューアルしたこともあり、これまで滋賀次世代文化芸術センターとして支援してきましたが、今年が最後となります。かなりノウハウも貯まってきたので、新組織に引き継ぐ形をとる予定となっており、いま事務局がかなり準備をされています。無料公演もがたくさんあり、有料公演もかなりリーズナブルで鑑賞できますので、この機会にぜひ遊びに来て下さい。人気公演はすぐに完売してしまいますので、早めの予約をお奨めします。私は全日にゃんばら先生コーナーにいおります(28日は準備作業で午前中のみ)。

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│-│-│2017/04/13(木) 21:36

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感風

寒さが戻ってきたからかどうかわかりませんが、昨日は1日偏頭痛でガンガン。授業も遅くまであったのですが、なんとか耐えてバタン。今朝起きたら何の痛みもありません。あら不思議(笑)今週から前期が始まり、とにかく学生に呼び止められます。何を聞かれるかというと、「○○はどこですか?」という質問。つまり、場所が分からないんです。うちの大学は小さな女子大だったころから、毎年のように周辺の土地を購入しては新学部・新学科の棟をつくってきたので、まったく計画性がありません。したがって、キャンパスマップを見るとかなりランダムな作りになっています。しかも斜面に立地しているので、複雑怪奇です。最近、ネットで場所を検索できるサイトもできたようですが、私はGPSなどは使わず、いろいろ聞いたらよいかと思います。観光地などでもナビを使うようになってから、土地の人との交流が無くなってきました。昔はよく人に聞いたものです。私はナビは使わない人ので、知らない土地に行くと今でも人に聞きまくっています。今から10年くらい前でしょうか、大阪・平野区の町づくりを推進していらっしゃる全興寺の川口良仁和尚を大学に呼んでセッションをしたことがあります。その時、彼が言った言葉で今でも忘れられないことがあります。それは「感風(かんぷう)」ということ。平野では、きちんとした観光ガイドはあえて作らず、ほんとに簡単なマップが1枚あるだけ。詳しいものを作ってしまうと、交流がなくなるから。あえて分かりにくいマップをつくり、分からないことはまちの人に聞いてもらい、そこでその土地の人情(=風)を感じて欲しい、といった内容のことを聞いたとき、まさに眼から鱗でした。まぁ、急いでいるときは間違えると困りますが、少し時間の余裕を持って行動すると、思わぬ風と交わることがあるかも知れません。1回生の諸君、どんどんまわりに聞いて下さいね☆複雑な空間ほど、覚えてしまうと面白い空間に変化するものです。

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│-│-│2017/04/12(水) 23:13

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本格開始

今日から前期の授業が本格的に開始しました。学内はすごい人!私が最初に来た17年前は千人くらいの小さな女子大でしたが、いまは4千数百名の総合大学に。昨年かなり大きな食堂を作ったばかりでしたが、もうすごい混雑。学内スペースをまた改善しないといけなくなりそうです。午後から専門ゼミナールも開始。3回生は初めて集まるので、私も少し緊張。と思ったら、学生達もそうとう緊張していました。なんとか少しずつうち解けていけたらと思います。今は連絡するのに多くの先生がLINEを使っているようですが、私はまだガラケーなので、メールのみの使用です。考えてみたらこのガラケー、もう8年くらい使っています。一度だけ修理に出したことがありますが、電池を交換した記憶がないので、よく持っています。なにより、この引き出し式のキーボードが使いやすいので、変えるつもりもありません。タッチパネルが大嫌いなんです。ま、それでもメールもあまりしないので、無くてもそんなに困ることはありません。実は、昔会社勤めをしていた時に、携帯を持たされたとき、いつどこにいても仕事が追いかけてくるので、その後テクノストレスになり、携帯のベルやバイブレーションが鳴るのがダメになりました。今でも身につけるのが嫌いなのはそのためです。おかげで月々の使用料も2千円台を超えることはありませんが。なのでメールに気づかず返信が遅くなることもあるので、その時は勘弁して下さいね。夕方に卒業生が遊びに来てくれたので、夕食を一緒に食べました。今夜のスイーツは黒ごまアイス。結構濃厚でごまの風味がいい感じでした☆4回生はアイスプロジェクトをしているので、今後もいろんなアイスの食べ較べができたらと思います。

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│-│-│2017/04/10(月) 23:18

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