アラカルト

護摩に大蛇

一日雨模様でしたので何もする気も起きず、今日はほとんど家でグダグダとしていました。ただ、髪の毛がボサボサになってきたので、日中カットサロンへ。家を出ると、東山で噴火が起きたような光景が広がっていたので、ほんとに驚きました。しばらく呆然としていましたが、「阿含の星まつり」(護摩焚き)と気がつきました。21年山科にいますが、実際に見るのは初めて。きっと多くの人が来ているのでしょう。調べてみますと、開祖の桐山靖雄氏は2016年に亡くなっているようです。同じ地域で生活しているのですから、今後どのような組織運営をされるのか、気長に見守っていくこととします。散髪後に訪れたのは、山科の小山地域。先日の2月9日に、藁の大蛇が作り直されたので、参拝してきました。こちらの方がはるかに長い歴史がありますが、誰もおらずひっそりとしていました。この神は退治され隠された神の一つ。ただ、地元の方々は悪者に落とされたのにも関わらず、毎年大切に祀られています。この地区は道路が狭くクルマだと行きにくいのですが、ジムニーだと全然平気。しかも段差が気になりません。昔の感覚を思い出しながら運転しています。大蛇の看板記載をよく読んでみると、13本の足は、それぞれ水源を意味しています。今まで読み飛ばしていました…。この水源はできれば調査をして特定しておきたいと思いました。護摩も藁大蛇も、結局は邪を祓い、無病息災などを祈願する意味合いがあります。はやく、コロナが収束しますように。

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│-│-│2022/02/13(日) 22:53

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やっとお披露目

連休中日はスッキリと晴れました☆やっとジムニーのお披露目です。琵琶湖沿いで撮影しようと思いましたが、レジャーの人たちで大混乱。道路の隅でちょこっと琵琶湖を映せました。1300ccのジムニーです。25年前のものですが、走行距離24000キロです。可能な限りオリジナルに忠実に修復。徳島のアウトクラスさんで整備・車検取得後に、京都でいったんバラして全塗装していますので、車体のほとんどに手が入っています。キャタライザー(触媒)も在庫がまだあったので、変えてしまいました。ただ、バンパーは部品がなかったので、補修後にチッピング塗装で対応。ホイールも全面塗装で今後の錆対策をしています。フロントグリルとワイドミラーは社外品ですが、すぐに純正品に戻せます。キャンプはしませんが、スペアタイヤカバーはデザインがかわいかったので、ネットで購入したものを装着。座面は綺麗ですが、シートカバーで保護とドレスアップ。もちろん、アウトクラスカーズさんのものです。思えば、昨年の入院中に企画してから1年以上かかってしまいましたが、とても綺麗に仕上がりました☆ミュージアム・クオリティ。この間、多くの方にお世話になりました。心より感謝申し上げます。この子はサムライができるまで大事に乗ります。このサイズだと調査に行きやすいんです。私にとってはフィールドワークビークル。不思議ですが、クルマを変えると思考も変わります。このところ、マニュアルの感覚を思い出したり。やっぱりクルマはマニュアルが面白い。

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│-│-│2022/02/12(土) 21:16

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33年目の情報提供

2月の2回目の一般入試日。うちの大学ではC日程と呼んでいます。有り難いことに、今回も待機組でしたので、雑用をこなしながら研究室で待機していました。京都は青天に恵まれ、とくに大きな問題はなかったようです。◆先日、昔書いた本の出版社から連絡があり、ある方が著者と連絡をとりたいということで、お手紙を頂きました。岩手の遠野在住の方でした。ようやく電話が繋がり、状況がわかってきました。当時仏像の研究をしていましたが、エリアが広く調査を断念した場所からで、作品発見の手がかりになるかも知れないというお話しでした。ずいぶん昔のことでも、本や論文の形にしておくと、誰かが見てくれている可能性はあります。こうやって、ご連絡頂けるというのは本当に嬉しいものです。この春は難しいですが、夏までにコロナが落ち着いていれば、ちょっと東北まで調査に行こうと思いました。33年目の情報提供、これも運命やね。

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│-│-│2022/02/11(金) 21:23

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御朱印帳完売、観光ガイドPDFを公開しました

東京が雪で混乱しているようですね。明日はうちの大学も含め、全国的に様々な試験があるようで、大きな問題が起こらないことを祈ります。◆先月から生協さんで販売していたオリジナル御朱印帳ですが、ついに完売いたしました。購入頂いた方々に心より感謝申し上げます。私も数冊購入。つきましては、御朱印帳とセットで編集制作をした観光ガイドブックのPDFを公開いたしました(下記アドレス)。論文と平行して編集していたので、あまり時間がとれずデザイン統一ができていな部分が多いのですが、ご笑覧頂けたら幸いです。
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今日はプロジェクトの報告書も完成し、これで全て終了しました。あとは卒業式を残すのみです。その前に卒業判定があるんやった。

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│-│-│2022/02/10(木) 23:43

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学生学会という組織

寒い日は続くし、コロナは広がるし、辛抱のしどころです。今日は会議や転学部試験・面接等であっという間に夜。大学の規模が大きくなったので、学内での転学部が増えてきました。とくに、うちの経営学部は潰しがきく関係から、他学部からの受け皿になりつつあります。今後、ますますその傾向は強まるかも。◆ところで、市民新聞山科区版が届き、パラパラッと見ていたら、最終頁に大学の「まちづくり研究会」と大田先生の記事が掲載されていました。とても有り難く思います。思えば、亡くなられた織田先生が、学部の発足した21年前に立ち上げられた組織で、現在も続いています。外からはわかりにくいのですが、学内には「学生学会」という組織があり、うちの学部の場合、大学のサークルとは別にいろんな学生学会の研究会があります。予算も別会計です。授業内ではやりきれない活動を展開することと、よりやる気のある学生を専門毎に伸ばすという意味もあり、その形式は多様です。私は21年前に「ミュージアム研究会」というのをつくり現在でも専門学芸員養成支援の活動をしています。ただ、文化政策学部から現代ビジネス学部に変わって以降、文化施設に関心をもつ学生が極端に少なくなったので、その後ミュージアム・エリアマネジメント研究会に名前を変更し、おもにゼミ活動と公共政策に関わる授業と連動して、授業の限界を超える地域振興系の活動を展開しています。ルシオールや御朱印帳のプロジェクト、あるいは安土未来づくりの活動もその一環なのです。どうしても、通常のカリキュラムだと時間に縛られてフィールドワークなどは本格的にできません。予算も限られます。また、授業のためのフィールドワークでは、十分な効果が期待できません。私が受け持つ地域活動の場合、学生の活動が地域政策にダイレクトに反映される仕組みを考えています。もちろん、この制度にも課題はあります。とくに、本来的には「学生主体」で行うことが望ましいのですが、なかなか学生だけではスムーズに動かないという現実的な問題があります。したがって、担当する先生方が実質的に動かしている部分が大きいのですが、経験的にそれは仕方のないことかと思っています。年代によって学生のモチベーションは異なりますし、本格的に行おうとすると管理だけでも大変です。最近の学生は学業もバイトも遊びも忙しく、スケジュール調整をするだけでも一苦労なんです。それに加えて主体的に何かに取り組ませ、学生を動かすというのは、実は相当テクニックが必要になってきます。先生が黒子になりつつ、学生を主体的に動かすことが大事かなと思って、フィールドは提供しますが、企画の面では口を出さず学生の思いを重視し、それをサポートする形でずっと続けています。だから、最近大学において「リーダーシップ教育が大事」「プロジェクト経験が大事」などと議論していますが、評価はどうであれうちの学部では21年前から学生学会を通じて実践をし続けているのです。思えば、このことをブログで書いたのは初めてかも知れません。

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│-│-│2022/02/09(水) 21:43

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