アラカルト

レイニーアート・レイニーデイズ

7月に入ってすぐにこのような豪雨災害に遭うとは思いもよりませんでした。被災されている皆様にお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い再建を願っております。これからも、雨は続くようですので、一層の警戒をする必要があるでしょう。◆さて、昨日のことですが、駅前をウロウロしていたら、ラクトのアトリウム空間にレイニーアートがあるのを発見。いろんな色の傘を並べるだけではありますが、この梅雨の時期にぴったりな展示だと思いました。誰が始めたことかわかりませんが、最近こうした展示をよくネット上で見る機会が多くなってきました。が、実物を見るのははじめてです。よくネットで見るのは赤系の演出ですが、こちらは青系。色をうまく混ぜてあって面白いです。展示期間が終わっても、傘として利用できそうですので、エコな点も良いかも。傘というと思い出すのが、確かレイニーデイズという映画が大分前にありました。テレビで観たんですが、今旦那が話題の佐々木希さんと谷原章介さんが主演したラブストーリーですが、「雨」と「傘」がテーマになっていて、二人の心象とカメラワークがとても美しかったのが印象に残っています。雨のシーズンは鬱陶しいものですが、いかに楽しく演出できるのか。レイニーアートの可能性はまだまだ広がっていくものと思います。

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│-│-│2020/07/06(月) 21:38

アラカルト

幸福とは

生憎の天気ではありましたが、何となく精神的な緊張を抱えている感じでしたので、今日はもう何も考えず何もせずゆっくりすることに徹しました。お昼時だけ少し山科駅前に出ました。ずっと自粛が続いていたので、ゆっくりお出かけするのは4ヶ月ぶりくらいでしょうか。本屋さんに寄ったりラクトビルでウロウロしたり。久しぶりにお会いした地域の方もおりました。昼食は得正カレーさん。豪勢にポークカツをトッピング☆その後、スターバックスでアイスココアと抹茶バウムを頂きながら、本屋で買った本をゆっくり読む。普通にそんなことができることが幸せなのだと思います。もうすぐ七夕ですね。だんじょ水のところに笹飾りが設けられていました。早くマスクのいらない穏やかな日々が戻りますように。

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│-│-│2020/07/05(日) 23:20

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コロナ渦の自由研究(マスクの使用実験)

京都でもまたクラスターが発生…全国的にはコロナ渦で災害避難という初めての経験。あまり報道されませんが、これを「第2派」と呼ばずしてなんという。今日は午前中少しのんびりして、午後から課題チェックと執筆の続き。意外に集中できたかも。◆ところで、ずっと使い捨てのサージカルマスクを洗浄・消毒しながら使ってきましたが、いよいよ新しいのに変えました。一人で実験しようと思い立ち、4月の初めからどのくらい持つのか装着し続けてみました。コロナ渦の自由研究です。最初は金魚すくいの紙のように数日使ったら破けてしまうのではないかと思っていましたが、結局3ヶ月なんとか使うことができました。それでも破ける気配はありません。生地は想像以上にしっかりしています。むしろ、全体的に毛羽立ってくるのが問題で、機能というより装着感や見た目の問題で使用を終了しました(1枚目の写真上が使用済み。下が新品のマスク。パッと目には違いが分からないと思います)。マスク部分よりゴムの方が早く劣化しましたが、切れることもありませんでした。使おうと思えばまだ使えます。つまり、個人使用ということに限りますが、この3ヶ月を1枚の使い捨てマスクで乗り切ることができたということです。3ヶ月目はかなり装着に違和感が出てきたので、2ヶ月間なら問題なく使えることがわかりました。あまり人と話すことがないということと、装着は1日2時間程度の条件になります。すでにいろんなタイプのマスクが登場していますが、この3ヶ月で資源利用のあり方について深く考えることとなりました。使い捨て商品はとても便利な側面はありますが、無駄を減らす、あるいは資源の有効利用という意味ではこの機会に使用のあり方を再考する必要があるでしょう。それはマスクだけに限らないと思います。◆仕事場に行く前に今日は椥辻の王将でランチを頂きました。「ミニミニセット」というメニューをチョイス。いろんなものがちょっとずつ食べられるのが嬉しいです☆久しぶりの王将餃子も美味しかった。

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│-│-│2020/07/05(日) 00:00

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愛のお菓子

対策をしているのに感染者がどんどん増えているというのは恐ろしい。東京出張は当分できそうにないなぁ。天候のせいか、昨日から軽い偏頭痛がずっと続いていましたが、ようやく治まりました。気温変化に弱い私。頭痛を抱えながらの膨大な添削指導は結構辛い…休み休みやっています。会えないながらも、学生も必死に生きているのがよくわかります。めげずにがんばってね。◆さて、徳島の続きですが、お土産に一つ何か買おうと思い、インスピレーションで選んだのが写真のお菓子です。日の出楼さんの「愛慕栗(あいぼぐり)」というもの。なんとなく見た目でチョイスしただけですが、とても丁寧につくられている和菓子でした。表面はそば粉でできていて、ぱっと見そば団子みたいな外見ですが、中にあんこががあり、その中央に甘栗が丸々一つ入っています。第24回全国菓子大博覧会の厚生大臣賞を受賞されているようです。しかも、創作の契機となったのが店主さんご夫婦のご結婚の引き出物用に考案されたとのこと。だから愛慕の名がつけられていたんです。パッケージも素敵。引き出物がコンセプトなのでパッケージも赤と白がセットになっています。いつも思いますが、和菓子って由来を知ると愛着が深まります。健康診断も終わったので、心置き無く徳島の余韻を楽しませていただきました☆

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│-│-│2020/07/03(金) 22:54

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眉山の姫宮

東京で感染者が100人超え…さらに日常が遠のく感じがします。結局後期も遠隔授業を行うクラスが多く出てきそうです。◆さて、徳島の続きですが、眉山はもともと人が入れるところではありませんでした。かなり神聖な場所でしたので入山を厳しく制限していたようです。その登り口の所に今はロープウェイの乗り場があり、徳島眉山天神社があります。名前が示すように、祭神は菅原道真公です。しかし、この天神さまは蜂須賀家が建立したもので比較的新しい神社です。その左横に眉山稲荷社があり、これは秦氏とかかわりますので、天神さんより古いと思われます。そして、その横にオプションのように「姫宮神社」という縁結びの神様がありますが、なんとここにたいそう立派な磐座があります。これが本家本元でしょう。入口にあるわけですから、そうとう古くから信仰されていたものと思われます。とにかくかなり立派な磐座ですが、ミーハーな鳥居が前に立てられてしまっています。この正面が徳島駅になりますが、駅ができる理由がこの位置関係があるからでしょう。ちなみに眉山は元々島だったので、大津波がくると恐らくこの磐の下まで水がくるでしょう。夫婦岩と書かれていますが、陰岩との表記もあり、形がまさに陰部そのもの。子孫繁栄、輪廻転生を表しているはずです。この周辺に寺院が多いのも古くからの生死観と関係するように思われます。この磐と相対する陽岩が山上の降臨石のような気がします。子孫繁栄との関係からか、姫宮さんのとなりに九人大明神という子だくさんの狸をまつる祠があったりします。狸と狐(稲荷)が仲良く並んでいますが、徳島は狐より狸と神が近しい関係にあることがわかります。

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│-│-│2020/07/02(木) 21:50

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