アラカルト

超スマートケータイ

やはり近畿地方は今日から梅雨入り。観測史上最も早い梅雨入りだそうです。でも、昨日より涼しく湿気も少ないような。買い物に行きたかったんですが、商業施設が軒並み閉まっているので、大人しく家にいました。なるべく頭を休めるため、本など活字を読んだりするのもやめていたら、結局昼寝しちゃったり。まぁ、のんびりできました。◆ところで、新しいケータイを買いました。超小型ケータイ。スマートフォンよりもスマートです。ケータイといっても、携帯電話ではなく携帯用の万歩計です。いつも右ポケットに入れています。ただ、この間ズボンを洗濯するときにポケットに入れたままにしてしまったので、液晶画面が完全にいかれてしまいました。代替品をいろいろ検討しましたが、常時時計が表示され使い勝っての良い同じタイプのものをネットで購入しました。約千円なり。今日は家にばかりいたので、夕方にいつもは車で行くスーパーまで歩いて買い物に行きましたが、それでも5千歩程度。それ以外家でグダグダしていたので、体重が1キロ弱増えてしまった…意識して歩きたいものです。

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│-│-│2021/05/16(日) 22:00

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ご当地サイダーでの気づき

梅雨のような一日でしたが、京都はまだ正式に梅雨入りしていないようです。明日かな?朝から実習の片付けとリモート対応の添削をしているだけで1日終わり。私はteamsやZOOMのようなシステムより、個別添削の方が性に合っています。昨年の反省を生かし、だんだん効率的になり、ノウハウが確立されつつあります。でも、基本は対面であるべきという思想に変わりはありません。それでも、大学の先生というのはなぜか遠隔が好きな人が多いように思います。やってる感があるのかな。◆さて、昨日展示の関係でご当地サイダーの話を少し書きましたが、実は先日「メロンパンサイダー」というのをいただきました。「メロンサイダー」ではなく、「メロンパンサイダー」。なぜメロンパンなのか?と考え始めると眠れなくなりますが、比較的じっくりと味わいたかったので、今日になりました。しっかり冷やして、お気に入りのルイジコラーニさん(ドイツの有名なインダストリアルデザイナー)のカップに入れてじっくり味わいました。香りはメロンですが、飲んだ後にパンの香りが鼻に残る独特の味でした。お酒は強くないのでほとんど飲みませんが、ジュースは大好きなので嬉しいです☆ごちそうさまでした。飲み終わってゴミ箱に瓶を捨てたのですが、考えてみたら、いつからか瓶・缶・ペットボトルを捨てていません。というか、買わなくなっていました。ほぼ無意識に買わない・捨てない生活が定着していたのを今日意識しました。この1年くらいの間でしょうか。飲み物は基本紙パック系にし、スーパーでリサイクルに必ず出します。ペットボトルを買うのはたいてい出張の時に限られます。最近、とくにペットボトルのリサイクルに関する報道が多く聞かれます。日本はペットボトルのリサイクル率が非常に高いというのは良いことなのですが、問題は世界的に見て使用する量が半端なく多いことです。リサイクル以前に、その使用量を減らすことが重要なのですが、そうした報道や指導が弱いと感じます。生ゴミなども、ほんとはコンポストを導入したいのですが、たいした量がないのでまだ取り組めていません。プラゴミももう少し減らしたい。あと、自分の体重も減量しないとなぁ。

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│-│-│2021/05/15(土) 23:26

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完璧を目指さない

だんだんと湿気が多くなってきた感じです。少し動くだけでジワッと汗が出てくるようになりました。ほんとに季節の変わり目。なかなか感染者数が減らないので、オリンピックはどうなっていくのでしょうか。◆今日は博物館実習で毎年行っている写真展示の小企画を行いました。資格取得者数が年々少なくなっているので、今年は前前期で3チーム。テーマは学生が決めるのですが、最初のチームは「コロナ禍における飲食店の応援」がコンセプト。大学近くでデリバリーしているお店を調査してくれました。二番目のチームは、「自分で作れる防災グッズ」がテーマで、身の回りのもので作ったグッズと一般の商品とを比較しています。これも面白かったです。ただ、このチームのフィルムがほぼ全滅だったので、デジタル画像を使っています。三番目のチームは、全国共通の商品ではなく、「地方色を全面に打ち出した商品開発の動向」をテーマに、ご当地サイダーを一生懸命集めて撮影してくれました。長野から沖縄まであります。調べてみますと、ご当地サイダーというのは現在600以上のバリエーションがあるとのこと。比較的手軽に開発できるのと、商品価格を低く抑えられるという特徴があるからだなのではないでしょうか。今日の学生は結構のんびりしていて、全然時間内に終わりません。「ごちょごちょ考えてないで、さっさとやれ!」とドラゴン桜風に言ってみてもも動かないので、なぜかセッセと手伝いをし、やっと完成☆終わったらパタン。暑かったというものありますが、授業中に思わぬドタバタがあって、いろんな汗をかきました。細かい点で粗は沢山ありますが、最近はある程度の効率性も考えるようにしているので、あえて「完璧を目指さない」ように意識しています。今年からブローニのモノクロとリバーサルのフィルムは、全部東京で現像されるようになり、もう関西ではできなくなりました。どんどん時代は変わりますが、まだネガはOKなので最後まで諦めません。授業でデジタルも使ってますが、ブローニの二眼レフもまだ使ってます☆メディア史の勉強も兼ねているんです。ていうか、これからフィルムが貴重な文化になっていくはずです。

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│-│-│2021/05/14(金) 23:15

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日本美術史上の傑作

さっき体重を計ったら、なんとここ数年で一番低い値☆5キロ減からなかなかあと1キロ減ができなかったのですが、6キロ減がやっと達成。まぁ、ゆるゆるな制限でやっているので当たり前ですが、嬉しいものです。あと1キロ減が目標。来週が定期検査と職場の健康診断。もう少しがんばる。◆どうしても見たかったので、土日は避け平日の閉館間際に滑り込み。昨日から京都国立博物館で再開した特別展「鑑真和上と戒律のあゆみ」です。唐招提寺で年に一度ご開帳されておりこれまでに2回拝観していますが、結構遠くから眺める感じでした。今回は近くで見られると思い、行ってみました。想像以上にガラガラ状態でした。戒律関係の文書が多かったですが、檀れいさんのオーディオガイドを聞きながらゆっくり鑑賞。でも、なかなか鑑真さんは登場せず、やっとご対面☆この像は日本美術史上の傑作中の傑作だと思っています。ダビンチのモナリザや、ゴッホのひまわりよりも好き。展示室に私だけになった時間もあって、目の前で対話。贅沢なひとときを過ごすことができました。まさに鑑真さんの息遣いが聞こえてくるようでした。ありがたいことです。ただ、展示構成や解説手法には疑問点が沢山ありました。もう少し和上さんの説明が欲しかったですし、戒律の中身について説明すべきです。オプションの映像コーナーにあった解説を以下に整理しておきます。

戒律とは
「戒」とは、如何に善い行いをするか=倫理道徳
「律」とは、僧が守るべき・規律と罰則

梵網経(ぼんもうきょう)における戒律(五戒)
1.不殺生戒(ふせっしょうかい)
   生き物を故意に殺してはならない。
2.不偸盗戒(ふちゅうとうかい)
   他人のものを盗んではいけない。
3.不邪婬戒(ふじゃいんかい)
   不道徳な性行為を行ってはならない。
4.不妄語戒(ふもうごかい)
   嘘をついてはいけない。
5.不飲酒戒(ふおんじゅかい)
   酒類を飲んではならない。
※この五戒を破ると寺を追放になるそうです

複雑な戒律も多く、いろんな解釈や定義がありますが、まずは五戒から戒めるべきでしょう。私はお酒が弱いので、ほとんど飲みませんし、前にも書いたとおり嘘をつきません。なので、五戒はほぼクリアーしています。現代人は、この中で4と5が怪しいですし、最近はよく芸能ニュースになりますが3も怪しいわけですね。ただ、まぁ、蚊をバチンとやることはありますし、付き合いのお酒は飲みます。嘘についても、人を幸せにする嘘は仕方ないとは思っています。ちなみに、この展示会は16日までです。恐らく、こういう機会は二度とないでしょう。山科関係でいえば、随心院の貴重な戒律文書や国宝五智如来が出品されていました。

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│-│-│2021/05/13(木) 21:51

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発熱したい

天候のせいか、朝から頭が重く元気がでません。微熱があるような感じではありますが、かといって味がしないわけでもありません。体調がすぐれないと、すぐコロナかなと思っちゃったりしますね。◆先日、人生が変わった授業の話をしましたが、その後美術史学から距離を置き、博物館学や展示学といったこれまで大学では講義がほとんどなかった領域に足を踏み込みました。昼間は会社で働き、夜や土日に時間があれば研究をするという日々をずっと送っていました。昔の資料をちょっと引っ張り出してみました。1995年の『住民と自治』という雑誌です。この号の特集は「文化で耕すまちづくり」となっていて、まるでうちの文化政策学部創設時(2001年)のキャッチコピーです。巻頭は池上惇先生(若い!)で、後ろの方に私が寄稿しています。当時から池上先生のことは知っており、彼が1992年に創始した文化経済学会にはすぐに入りました。ちなみに、日本ミュージアム・マネージメント学会が創始されたのは1995年です。その後、まさか一緒に仕事をすることになろうとは夢にも思いませんでしたが、今思えばこの頃にすでに下地ができていたのでしょう。もちろん、考え方の相違は沢山ありますが、彼は筆が早く、何より強い「志」というか「情熱」のある人だったように思います。常にアグレッシブでした。ハチャメチャで対応が大変でしたが、面白かった。最近、内外のいろんな会議に出席をしていますが、多くで「熱」を感じなくなってきています。自分が冷えてしまっり守りに入ったらおしまいだし、せっかく頂いた命なので、可能な限り発熱し続けたいと思います。次のムーブメントを予測しないとね。そうか、あれがあった☆

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│-│-│2021/05/12(水) 21:38

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