アラカルト

時間と場所

今日で震災から8年が経ちました。改めて犠牲になられた方々に哀悼の意を表しご冥福をお祈りいたします。現在でもまだ5万2千人もの方が避難を続けておられます。その中で原発事故よる避難者は3万2600人とのこと。このところの報道などを見ていても、ハード面での整備は進むものの、やはり「心のケア」が十分でない点が浮き彫りになっているようです。今日は家と職場の防災環境を見直しました。カンパンが今年で期限切れでしたので、食べて入れ替えることにしました。前よりも味が少し良くなったような気がします。今日は所用で街中に行ったのですが、人混みの中で4回生ゼミ生を発見。少し離れていましたが、向こうも気がついてくれました。ほんのちょっと時間や場所がずれていたら会えなかったかも知れません。こうして人と人が出会うというのは何か意味があるのでしょうか。今日はとくに不思議な感じがしました。

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│-│-│2019/03/11(月) 21:04

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地域振興の種になるもの

御殿場2日目。実家のクルマがだいぶくたびれてきたので、新しいのをどうするのか打ち合わせをしてきました。南御殿場にあるカマドさん。この辺りは竃(かまど)という地名なんです。ジムニー専門部門を持つお店で、隣に昨日の小林社長の部屋とNPO組織の事務所があります。今日は居られず…残念。今後も新しい商品や地域を巻き込んだ事業を考えているようで、ワクワクしました。その後、母親オススメの「農(Minori)」さんでランチを。地元野菜をふんだんに使ったお料理は絶品でした☆焼きおにぎりも見たことのないもので、創作力が半端なかったです。地元野菜で町おこしを考えられているようで、とてもパワーをいただきました。やはり地域振興は「市民が主役」でなくてはなりません。ただ、自治体の方はどうしても自分たちが主導することに責任を感じる方が多いです。「連携」とか「コミュニティ・デザイン」とか良く言われますが、そんな簡単なことではなく、また短期間でできることでもありません。しかも「予算が切れたから終わり」というのは最悪のバターンであることを理解してほしいなぁと思います。地域振興の種が沢山あるのに、それが生かされないというのはとても悲しいことです。その種を見つけ、育てたり、繋げたりできると、だんだんと地域は輝いていくのです。その種は自動車であっても野菜であってもいいのです。口だけの人よりも実際に動いている人は素敵です。

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│-│-│2019/03/10(日) 22:40

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技術遺産をどう遺すのか

快晴の土曜日。静岡県御殿場市の「時の栖」に来ています。もう河津桜が綺麗に咲いていました☆帰省がてら防衛技術博物館を創る会の講演会に参加。すでに議員連盟の会ができており、会長が中谷議員となっています。世界中にある軍事博物館に関する話と、国防の状況についてのお話でした。地元が盛り上がることが大事だと思います。ただ、テーマがテーマだけにうまくいくかどうかは未知数です。入り口に貴重な日本初の国産実用四輪駆動車である「くろがね四起」やアメリカのジープ、ドイツのキューベルワーゲンが揃っていました。戦争は悲しいことですが、これらの産業遺産が今の自動車技術の先駆けになったことは事実です。技術遺産として遺していくあり方を考える良い機会だと思います。日本にも資産家はたくさんいるのでしょう。宇宙旅行などもいいですが、こういう世界にも関心をもってもらえると嬉しいのですが。今日のお菓子は実家で頂いた湯立神楽最中。御殿場にこうしたお菓子があるのを初めて知りました。

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│-│-│2019/03/09(土) 22:09

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事業の意味、存在の意味

今日は後期入試でしたが、免除されたので自宅待機。一日家にいました。昨夜冷えたためか、朝から偏頭痛がしていたので有り難かったです。夕方にはだいぶ収まってホッとしています。さて、話は変わりますが、昨日発売の週刊新潮に今私がクラウドファンディングの支援をしている「防衛技術博物館を創る会」の記事が出ていました(最初の写真はcfの公式HPより)。集めているのは5000万円。先月から始めて、現時点で1300万円。締め切りはあと2ヶ月なのでこのペースだとちょっと難しいかも知れませんが、著名な雑誌に掲載されるというのはとても大きな効果だと思います。ただ、大事なのはそれだけ支援してもらえる人がいるということ。公共事業の場合、税金で賄うためお金の価値を認識しにくいものです。事業や存在の意味を確認する意味で、一度自分たちの事業をこうした形で資金調達してみると、広報の重要性が理解できるかと思います。人はなかなかお金を出してくれないものなのです。代表の小林さんはこの写真だと「ちょっと危ない人なのか?」と思われるかもしれませんが、変な人ではないです。自分でクルマをレストア(修復)をされる人ですし、定期的に四駆の専門誌「キュリアス」という雑誌も手がけられています。そこに対するエネルギーが人を惹きつけるのだと思われます。やはりその根底にあるのは「強い好奇心」と中途半端なではない「覚悟」なんだと思います。今日のお菓子はSHIZUYAさんのクランチチョコドーナツ。このカリカリが好きです☆

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│-│-│2019/03/08(金) 23:55

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50年後の京都

このところ暖かい陽気でしたが、今夜は少し冷え込んでいます。着る物が難しいですね。さて、今日は研究室に京都市の景観政策課の方と郷土史家の方がおみえになりました。以前は山科の景観を考える研究会などもしていましたが、その後大きな進展はありませんでした。昨年の10月から市が新たな政策を展開されたようで、その対象に山科も入ったということでとても嬉しく思いました。まずはお寺を中心に景観整備を始めて行くようです。関連する情報は京都市のサイトで確認することができるようになっています(ちょっと見にくいですが…)。私も時間があれば協力をしたいのですが、やることが多すぎるので情報提供やコーディネート的な役割を可能な範囲で担えればと思います。京都に来た頃は日本で最も景観政策が進んでいると思っていましたが、それは一部であり、例えば四条通を挟んだ祇園の南北では大きく景観が異なります。最初は驚きました。難しい点も多いかと思いますが、点が線に、そして面に展開できていくと面白いと思います。山科は盆地の範囲が小さいので、山並みが綺麗に見える景観政策が展開できるといいなぁと昔から思っています。今あるビルはもう仕方ないので、50年後の環境をどうデザインするのかをよく考えます。

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│-│-│2019/03/08(金) 00:17

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