アラカルト

100%無理?

今日は日曜日でしたが、がっつり仕事?ボランティア?をしてしまいました。早朝から安土に移動。「西の湖すてーしょん」という所で安土城再建を夢見る会の総会と講演会・見学会に参加。その後、近江八幡の中心市街地に移動して打ち合わせ。終わって水春に寄って、家に帰ったのが22時半…。ただ、重要なミーティングになるだろうなぁという予想をしていましたが、的中。とくに本城さんのお話を聞けたのが良かったです。御年91歳。数十年も前のことを昨日のように語る姿に感動。事務局の方は時間を気にしていましたが、ずっと聞いていたかった。とにかく身体からでるオーラが違いました。なぜか20年ほど前に1度だけお会いしたことのある伊勢神宮研究者の櫻井勝之進先生を思い出しました。展示学会の川添登先生のご紹介で櫻井先生にお会いしたのですが、初めて会う私に伊勢神宮を直々に案内いただき、境内の構造の意味や儀式の作法を丁寧に説明くだされ、一般の人が入れないところも見せていただきました。その時は神社の事についてさほど深く考えることはありませんでしたが、もっと聞いておけば良かったと今にして思います。今日は安土城の天守閣まで登山。説明を聞きながらなので、かなり勉強になりました。また、いろんな課題もかなり見えてきて、底も見えた感じです。建築案はじっくり考察する時間はありませんでしたが、概要を聞く限りではどれも課題があり、時間をかけて再検証すべきと思われました。全体を通してとくに笑えたのが、多くの方が「100%無理」という言葉を私に投げかけたことです。気持ちはわかるのですが、これまでにもいろんな町で同じ事を何度も聞かされ、でもその牙城を何度も崩してきました。「成せば成る、成さねば成らぬ、何事も。成らぬは、人の成さぬなりけり。」私が研究室に置いてあるコップに書いてある上杉鷹山の言葉です。よく研究室に来られた自治体の人に見せています。何事も「多角的に考える」ことで、突破できる道が見えてくるものなのです。どなたかが、「潮目」という言葉を使っていましたが、なんとなくここ数年で何らかの潮目がくるような気がしています。帰りにちょっとだけ寄った八万堀の桜がとくに綺麗でした☆来週末は八幡まつり(松明祭)だそうです。境内に巨大な松明が何本も立てられた風景に伝統を感じました。

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│-│-│2017/04/09(日) 23:54

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改めて呼吸

桜は満開なのに外は雨。なんともったいない週末。それでも、うちのマンションの周りは桜だらけなので、かなり楽しめます☆今日はヨガワークで外国人女性のセッションに入りました。やはり、いろんな点で指導の仕方が日本人とは違うので新鮮でした。何より、基本をしっかり教えてくれる。今回は改めて呼吸の仕方や、身体の使い方を1から学び直した時間となりました。ここのスタジオでは数回のセッションしかないようなので、ちょっと残念に思いました。こうやって覚えても家ではなかなかやらないので、大切な時間です。それほど動いていないのに汗がどっと出ました。お昼はスタジオのカフェがいっぱいだったので、ちかくの「おくどさん」へ。ここのおくどさん御膳は色とりどりで楽しめます☆いつもは行列ができてますが、今日は雨だったのですぐ入れてラッキーでした。

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│-│-│2017/04/08(土) 22:55

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リニューアルの仕方

あいにくの雨ではありますが、学内はまるで花園。新入生を祝福しているかのようです。やっぱり日本の新学期は4月が良いですねぇ。新しいスタートにふさわしい。今日は午前中家の用事をしていたので、お昼は通勤路途中にある「源ぺい」というレストランでとりました。ここはもともと「ボンズ」というお店でしたが、同じ系列なんでしょうか、最近全面リニューアルしてピカピカです。前の店は結構好きだったので、ちょくちょく行っていましたが、以前の面影はまったくありません。また、驚いたことに駐車場がいっぱい。以前の倍ほどの台数が止まっています。和食をベースにしているので、似たようなメニュー構成ではありますが、ランチメニューを頼んでビックリ、値段も構成もあまり変わりませんが、1品1品が美味しくなっていました。こういう業界も改善していかないと続かないのでしょうね。従業員の方はほとんど知らない人でしたが、一人だけ前の店にいらした方が働いていて、少しホッとしました。社会はどんどん変化していきますが、最近、変わることへの抵抗というか、変わらない環境ということを少し考えるようになってきています。変えるにしても、全てを変えてしまわないマネジメントって、とっても大事なんではないかと思っています。

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│-│-│2017/04/07(金) 23:32

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奇跡的なこと

京都はかなり暖かくなりました。週末が楽しみですね☆さて、夜帰宅すると実家から冊子が届いていました。両親はずいぶん前から俳句の冊子を毎月編集し、発刊しています。父親が1月に脳出血となり、身体も動かず、食事も出来ず、言葉もうまく話せない状態となり、最初の病院のお医者さんからははっきりと「これ以上よくなりません」と言われたのがいまでも頭から離れません。もちろん、冊子の発刊は難しいだろうと思っていました。ところが、こうして2ヶ月分の合併号として発刊できるというのは、もちろん母親がほとんど調整をして編集をしているのですが、食事もとれるようになり、意思疎通もだんだんとできるようになり、ベットの上でも校正指示ができるまでになったのは、ある意味奇跡的なことだと思います。多くの先生方や看護士の方、あるいは理学療法士の方々のご努力により、少しずつではありますが、快方に向かっているのは何か天命を感じます。とても有り難く感じます。危ない時期もありましたが、神様は何か使命を授けられたのかも知れません。私も1日1日を大切に生きたいと思いました。

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│-│-│2017/04/06(木) 23:12

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狂言とワークショップの夕べ

新入生は今日から2日間、新入生セミナーといって自己発見・交流ワークショップを行います。自分自身を客観的に見つめたり、いろんな友達と交流したり共同ワークをすることで、気の合う友達をみつけたりしてもらいます。キャンプに行く学部もあります。大学は最初が肝心で、ここで友達が作れないと退学する割合が高くなるというデータがあるので、積極的に後押しをします。私はゼミ授業の中でもお互いの考えが分かるようなワークを所々に入れます。大学時代の友人は本当に大切なのですが、いまは皆それを理解していないかも知れません。まだ2回しか会っていませんが、最初に集合写真を撮り、そこに名前を入れ込んでみんなに渡したりします。私のやり方はそうやって2日で全員の名前と顔をほぼ覚えます。名前で呼ぶと、みなドキっとしてこちらを見ます。なにより話を聞くようになります。これが最初の大事な仕事なんです。ところで、先日、山科駅前にサテライトを開所しましたが、その開設記念企画として、21日に山科アスニーにて能楽師である茂山良暢氏による「狂言とワークショップの夕べ」を行います。時間は18時からです。入場無料(150名・申込不要・先着順)ですので、ご関心がありましたらぜひご参加をお待ちしています。最近は全学的に地域連携を行っていますので、今回は文学部の先生のつてで実現がしました。なかなか狂言を鑑賞する機会はありませんので、私も楽しみです☆それから、今夜は思わぬ出会いがありました。いつも行っているジム上がりに、いつものようにロビーでドリンクを飲みながらボーっとしていたら、名前を呼ぶ声が。どこかで見たような感じでしたが思い出せず、確認したら文学部の卒業生でした。いまは警察官になっているとのこと。頼もしい限りです。それよりも学部以外の先生なのに、名前をきちんと覚えていてくれて、私自身もやはり嬉しく思いました。名前って大事ですね。

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│-│-│2017/04/05(水) 23:03

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