アラカルト

検査後の水無月

今日は凄い雨でした。明日も台風並になるところもあるようで、注意が必要です。◆今年ももう半年が終わりです。なんか、今年は暦の感覚がおかしいです。コロナコロナと言っているうちに半年が過ぎたような。大学で健康診断があり、血を抜かれました。今日は結構グサッとくるように針を入れられ、なんか採血している時間が長く感じました。ま、いつものことですが…。私の表情を察したのか、担当の方が「採血は嫌われることが多い仕事なのでやりにくい」と申し訳なさそうに言っていました。本当におつかれさまです。体重・胴回りともに昨年より低い値でラッキー。なぜか握力が伸びていてビックリ。血圧が高めなので、少し体質改善が必要かも知れません。一応診断も終わり、今日は夏越の祓ということで、水無月を頂きました☆コロナも祓われますように。

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│-│-│2020/06/30(火) 21:48

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徳島のキャラクター

今夜はとても過ごしやすい感じです。梅雨じゃないみたいで気分がいいです☆◆さて、徳島の話になりますが、2日間いただけですが、何を食べてもスダチが出てきます。とくにスダチサワーがメチャ美味しかったです☆ご当地キャラクターになるくらいですから当然ではありますが、考えてみたらスダチも橘の一種です。「酢の橘(スノタチバナ)」が短くなって「スダチ」になったようです。最初は気にも止めませんでしたが、とても縁があります。対岸の和歌山県海南市は橘発祥地(橘本神社があります)ですので、かなり古くから両者の関係はあるのだと思います。それから、町の至るところにタヌキのキャラクターがあるのでお聞きしたら「阿波狸合戦」に関係する金長タヌキが元になっているとのこと。ちょっと調べてみたら、とても有能なタヌキで、病人を治したり易を視る力があったようで、それを妬んだタヌキと合戦となり最後は両者が亡くなるという結末。江戸時代後期の説話らしいですが、もともと修験者の争いをタヌキに見立てたという説があり、私もその説には一理あると思っています。徳島は本当に面白いところです。

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│-│-│2020/06/29(月) 21:33

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封印された眉山の神

天気予報は雨だったのですが、朝から徳島は曇りのち晴れ。日頃の行いがいいのか、偶然か。徳島2日目、今日は眉山を探検しました。眉山はもともと超神聖な場所だったはずですが、今は単なる目立つ山みたいな存在です。眉山の三角点を目指しますが、事前に調べた登り口が見当たらず、半ば諦めかけました。しかし、とりあえず適当に感で登ってみたら、ドンピシャリ。山中を迷わず頂上まで行くことができました。頂上付近にある小さな祠が「溶造皇神社」です。「ようぞうすめらじんじゃ」といいます。表示は全くなく、以前隠されまた戻されたとされる不思議な神社。なかなか見つからないので、また誰かが隠したのかと思いましたが、見つけることができました。歴史に詳しい人以外はほとんど知られていない場所ではないでしょうか。普通に行ける場所でもないですし。溶造とは、開闢(かいびゃく)を意味し、皇は今でいう天皇のこと。つまり、「国を開いた偉い人の神社」ということです。では、その偉い人は誰か。須佐之男命(すさのおのみこと)です。徳島にはかつて阿波風土記という書物が伝わっていましたが、そこには国開きはここ眉山からとあり、古事記とは異なった開闢伝説が書かれていたそうです。その後、明治時代に書物がどこかに隠されてしまいます。恐らく当時の政権にとっては不都合だったのでしょう。未だに発見されていません。古事記の話は全て阿波のこととする地元の見解もありますが、少なくともかなり重要な場所であったことは間違いありません。しかし、今はその存在自体がほぼ封印されたままとなっている典型的な場所です。そしてこの神社は一説には八坂神社の発祥の地とも言われています。ここは四方八方から登ることができ、かつては八つの参道があったとのこと。そこから「八坂」とされ、山の麓には蔵本八坂神社というところがあります。三角点付近を探査したら、降臨石と思われる巨岩も発見することができました。まさに上賀茂神社の神山と同じような構造というか位置関係になっていました。巨岩の方はもう信仰されていないようでしたが、祠の方はそこそこ信仰の痕跡がみられ、驚いたのは「青岸渡寺・熊野修験」と書かれた札が置かれていました。このような場所でも熊野と繋がるとは…。熊野三山も本来の神が隠されてしまっているのですが、本宮が須佐之男命になります。晴れた日には眉山から紀伊半島を望むことができるとのことです。今日は徳島の神秘を十分堪能できました。山から下りたら汗が凄いことになっていたので、宿泊したサンルートホテルにある「びざんの湯」で汗を流しました。本格的な温泉で露天風呂もあり、さっぱりしてから帰途につきました。

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│-│-│2020/06/28(日) 23:53

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阿波尾鶏を食べる

ちょっと天気はいまいちでしたが、ようやく移動解除になったので、部品の納品に徳島のアウトクラスカーズさんを訪れました。いつもの車好きの御仁と彼のレクサスでの訪問です。今日は部品装着に関して車の各部を細かくチェックするなどの作業も行いましたが、いろんな課題も見つかりました。すんなりとはいかないものです。また、方針に大きな変更があり、そもそものベースをどうするかという根本に立ち返るという大転換もありました。まぁ、うすうす感じてはいたことですが、いろんな可能性を探るということと、残すものは残すという方向で検討をしなおしたいと思います。赤地社長さんにはお忙しい中、ご対応いただき心より感謝いたしております。◆夜は徳島名物?の阿波尾鶏(「あわおどり」と読みます)をはじめて食べました。中はやわらかく、皮はパリパリでとっても美味でした☆お腹パンパン。来週健康診断なのに…まぁ、いいか。

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│-│-│2020/06/27(土) 21:30

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アート思考ブーム?

もう1日暑さと湿気で頭がおかしくなりそうです。京都の梅雨は体にこたえます…そろそろエアコン使おうかどうしようか。人間、汗をかくことも大事。◆さて、最近読んでいるのが『13歳からのアート思考』です。これ、爆発的に売れているようです。山科駅前の本屋では一番目立つところにありました。ただ、美術館の人なら大抵わかるかと思いますが、内容的にはVTSなどギャラリートーク的な手法のアレンジにすぎません。デザイン思考やSTEAM教育の流行の流れに乗っている感じがします。でも、なぜ売れるんだろうか。ネーミングやデザインなんでしょうか、それとも読みやすさかなぁ。売れるということは、広報につながっていくので、この分野の認知拡大にかなり貢献している本と言えます。一方で、あっという間にブームは終わっていくような気もします。流行ではなく、基盤にしていきたいものです。

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│-│-│2020/06/26(金) 21:40

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