Access: |
アラカルト日本文化の進化形寒波の影響で今朝も雪。それほど積もってはいませんが、路面が完全に凍結していたので今日は歩いて職場に来ました。◆今朝の日経新聞日曜版は「明かり」の特集でした(詳細は記事を参照下さい)。2011年に東日本大震災が発生し、それ以来「照明のあり方」や「電気の使い方」について真剣に考え続けています。でも、日本は電気をジャブジャブ使う国で、照明も明るいものを好みます。なので、以前電気を極力使わない生活や技術の開発について書きましたが、何の反響もなく個人的に「アホな人」と思われながらも実践を続けています。ようやく社会的に明るいことに対するアンチテーゼが出てきたようで嬉しく思います。谷崎潤一郎氏が『陰影礼賛』を書いたのは1933年ですから、今から92年も前。彼のいう日本文化の進化形を追求したいものです。
│-│-│2025/02/23(日) 11:01│
アラカルトドラマ「リラの花咲くけものみち」が面白かった今の京都は晴れですが、これから午後にかけて雪になる予報。早めに帰った方が良いかどうか(三連休ですが、現在鋭意仕事中…)。◆先週終わってしまったのですが、NHKの「リラの花咲くけものみち」というドラマがとても面白かったです(画像は公式HPより)。今期はうちの大学にいた吉岡里帆さん出演のTBS「御上先生」を見ていたんですが暗すぎて面白くなく、運良くリラに出会いました。このドラマは、藤岡陽子さんによる小説が原作で、母の死別と父の再婚で居場所を失い不登校になった少女(山田杏奈さん)が、祖母や友人・動物との交流の中で獣医師を目指す物語です。たった3回でしたが、感動シーンの連続で撮影が大変だったのではないかと拝察します。モデルになった北海道江別市にある酪農学園大学は開放的でまさにロケ地のような場所。とくに重要なシーンに使われた白樺並木は、今後観光拠点になるように思いました。このドラマは1本の映画にした方がよかったのではないかと思ったくらいです。
![]() │-│-│2025/02/22(土) 10:31│
アラカルト古代にルーツをもつ石工集団今週は凍える日々が続きますが、確実に日の出は早くなっています。春が待ち遠しいです。◆今朝の日経新聞文化欄に「穴太衆(あのうしゅう)」のことが紹介されていて驚きました(詳細は記事を参照下さい)。いつか調査したいと思っていたのです。穴太衆とは、簡単にいうとお城の石垣を作る職人集団で、比叡山延暦寺の造営や安土城造営を担当しました。そのルーツは渡来系で、古墳造営にも関わっているようです。その方々は今も「粟田建設」という会社を作りずっと伝統を守られています。彼らの手法として、石を加工しないでそのまま積み上げる(というか組み上げる)「野面積み(のづらづみ)」という手法が有名で、そのやり方で堅牢な石垣を作ってきたのです。今でも竹田城や洲本城の仕事をされているとのことですが、需要がなく海外にも営業をかけられていることが書かれていました。もともと安土城築城に関係していたわけですから、今後安土城復元プロジェクトでもいい関係を築けたらと思います。お金があれば家の擁壁をコンクリートでなく野面積みで作り直したいんですがね…
│-│-│2025/02/21(金) 08:59│
アラカルト展示機能のあり方について昨日は雪は降りましたが道路に積もるほどではなく、朝から守山市役所で会議(その後、午後は夜まで大学で会議漬け…)。市役所は、駐車場も含めてほぼ完成していました。あとは駐輪場と外構くらいでしょうか。1階のフロアでは、様々な展示が行われていました。私は昔から提言していますが、博物館における展示機能はセキュリティなどの課題はありますが、繁華街や複合施設など人が集まる空間に設けないと存在そのものが忘れられてしまいます。たとえ役所内に展示してあっても、この時の観覧者は私一人。つまり、こうした場所においても、どう人を誘導するか、惹きつけるかというマネジメントが必要となります。
│-│-│2025/02/20(木) 09:44│
アラカルト根っこから育てること全国的に寒波が到来し、うちの辺りも今朝雪が積もりました。明日は朝から滋賀で会議があるのですが、場合に寄っては欠席せざるを得ないかも知れません。◆昨日は文化政策学部時代の1期生が研究室に遊びに来てくれました。あれから25年。早いものです。一時「現代GP(現代的教育ニーズ取組支援プログラム)」という国の事業を一緒に取り組んでいただき、とても感謝しています。その後、「ダイシン(DAISIN)」という物流の会社で頑張っているとのことで、この日は採用の関係でキャリアセンターに来られたとのこと。就活をがんばっている学生に鋭意情報提供していきたいと思いました。写真のクリアフォルダーの絵はいろいろ考えて「会社の思い」を図案化したとのことです。全ては根っこが大事ということです。思えば、地域連携について私は安易に「まちづくり」という語を使わず、あえて「まち育て」と呼んでいます。まちは商品のように「つくる」ものではなく、子育てのように根っこから「育てる」もの。心の底からそう思わないと、本当に地域は変わらないと考えています。組織も同じでしょう。このフォルダーは大切に使いたいと思います。◆明日は朝からバタバタしますので、ブログはお休みします。
│-│-│2025/02/18(火) 11:14│
|