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アラカルトなら歴史芸術文化村生憎の雨でしたが、今日は1日奈良の天理にいました。今月21日にオープンしたばかりの「なら歴史芸術文化村」に行ってきたのです。関係者が運営に関わっていて、お誘いを頂けたので数人で視察がてらトークセッションにも参加してみました。場所は石上神宮から少し南に下がった見晴らしのよい場所ですが、天理駅からは少々距離があります。思ったより大きかったんですが、道の駅・ホテルとの複合施設なのです。文化財修復と企画展示ができる施設と、芸術文化体験の施設があり、歴史と芸術を融合する意味合いがある面白いコンセプトで作られた施設だと思います。なかなか部局間連携って、できないものです。うちの大学でいうクロスオーバーを前面に打ち出しているといったらよいでしょうか。商業施設が併設されているので、お買い物ついでに文化・芸術が体験できるのがいいかも。今日は電車で行きましたが、着いたら駐車場が満杯状態で道にクルマが溢れていました。大人気。トークセッションでも、美術家の方と文化財の方のコラボがあり、途中バイオリニストの演奏が入ります。驚いたのは演奏家の小川響子さんのご師匠さんであり、かつ東京芸術大学の学長でもある澤和樹先生が飛び入り参加で小川さんとのコラボが急に始まったのです。とてもいい演奏でしたが、聞くと公の場で二人だけで演奏するのは初めてとのこと。すごい瞬間に立ち会えて幸せでした。かなり遅くまでいたので、買い物ができたなかったので、また機会があれば訪問したいと思いました。これまでまん延防止が出ていたので、久しぶりに電車に乗りました。
│-│-│2022/03/26(土) 21:53│
アラカルトウクライナの文化財は今ロシアの軍事侵攻が始まって一ヶ月。仕事柄、ウクライナの文化財がどうなっているのか気になっていましたが、今朝の日経新聞朝刊の文化欄に詳しく整理されていました(詳細は新聞をご覧下さい)。中でも、イバンキフにある博物館はすでに焼失してしまったらしい。リビウ国立博物館は被害を恐れ、全ての収蔵品を別の場所に移動したという。もう言葉もありません。実はウクライナだけではなく、タリバンが政権を握ったアフガニスタンでも文化財の状況があまり伝わってきません。中国も、もし台湾を攻めた場合、故宮の奪還があるでしょう。北朝鮮の新型ICBMは、次は日本本土に落ちるかも知れません。そういえば、滋賀県の寺院には戦国時代の戦乱を逃れるため、土の中や川の中に本尊を隠して破壊を逃れた仏像が沢山あります。戦争は人命だけでなくいろいろなモノを奪い、何も創造しません。一日も早い終結を祈ります。◆仕事終わりに音羽病院からご紹介のあった山科駅近くにある住田内科クリニックという所に行ってきました。日常的にはこちらでお世話になることになりました。今日はご挨拶だけ。院内の内装が純和風に驚きました。病院というよりはオシャレな居酒屋にいる感じでした。どうしても、デザインに目が行ってしまう私。◆ところで、学内のユキヤナギが一斉に開花しました!春です☆市内ではもう桜が開花したところもあるようですが、うちは来週でしょう。楽しみです。
│-│-│2022/03/25(金) 22:32│
アラカルト目覚ましは使わない普段、目覚ましというものをまったく使わないんですが、なんとなく決まった時間に起きることができます。ただ、今朝は珍しく起きる時間が大幅に遅くなり、かなりドッキリ。昨日、少々疲れがたまっていたようです。精神的なモノでしょう。朝食も食べず慌てて出勤しましたが、打ち合わせには間に合いました(ホッ)。こういう時は、家が職場に近いことが何より嬉しい。教員はタイムカードの義務はないんですが、会社員時代いつも滑り込みをしていたのを思い出しました。今日は京都市さんとの打ち合わせで、今年度から関わっている客引き防止事業における大学展開を検討しました。4つくらいの事業案をつくることができ、そのうちの2つは4月から運用できそうです。まず、うちの大学から始め、他大学に広げていくイメージです。職員の方が積極的に関わってくださったので、うまくいきそうです。私も個人的にできることはやろうと思います。まだまだ一般認知が低いので、まずはティッシュ配りからかな。
│-│-│2022/03/24(木) 21:17│
アラカルト日露戦争を想うウクライナのゼレンスキー大統領が国会で演説したようですね。その時に日露戦争の話が出てきたようで、そういえばかつて日本はロシアに勝利していたのです。大国相手によく勝利できたものです。あの時もウクライナと同じで、国の存続をかけた決死の戦いであったわけです。文明開花してから30数年しか経過していない時代でした。当時、戦闘に参加していた日本人は全体で108万人を超えており、そのうち戦死者は8万人を超えています。日清戦争時の約10倍になります。その方達のおかげで日本は救われたのです。京都の岡崎には「無鄰菴(むりんあん)」という施設がありますが、ここに伊藤博文・小村寿太郎・桂太郎・山縣有朋が集まり、日露戦争前夜の外交方針を決定した会議(通称、「無鄰菴会議」)が行われました。その部屋が今でもそのままに保存され、公開されています。ロシアに中国に北朝鮮。今後どうなるのでしょうか。未来は誰にも分かりませんが、一日も早く平和が訪れることを祈ります。◆今日は基本会議の最終日。おかげさまで、一年間なんとか無事過ごすことができました。ご褒美にコンビニスイーツを。新発売の抹茶ババロアです。丹波小豆も美味しかったですが、抹茶にもコクがあり、かなり美味しかったです☆
│-│-│2022/03/23(水) 21:37│
アラカルト日本の異常性(その1):電力使用関東や東北で停電の恐れがあるようですね。11年前の計画停電や4年前に北海道で起きたブラックアウトを思い出します。こういう時だけ騒ぐのではなく、日頃からの備えが大事。準備しておけば慌てることはありません。また、日本人は世界平均の3倍もの電力を使っているので、日常的な節電を心がけないとそのうち深刻な社会問題となるでしょう。使わないところの電気を消すのは当然ですし、そもそも過剰なところは根元から切ってえばいいんです。私の場合、昼間の電気使用の中心は照明とパソコンです。研究室の照明は強すぎるので、最初から真ん中を切ってしまっています。これで単純に3分の1は削減できます。また、パソコンはあえて小さいモニターを使用しています。さらに、離席するときは部屋の電源だけでなく、必ずモニターの電源をオフにします。多くの先生は大型モニターを複数併用していたりしますが、私からしたら贅沢かつ電力の無駄使いだと思っています。そりゃ、ちょっと不便なことはありますが、それで仕事ができなかったことはありません。むしろ、この小さいスペックを最大限に使うことを考えるようにしています。あと、この時期はもう暖房は必要なかったりしますが、もし寒いときに使えなくても足が冷えるだけなので、コート着て膝掛けすればなんとかしのげます。また、廊下や屋外照明などは、もっと人感センサーを使って必要なところに照射するようにすれば、そうとう電力を節約できるはずなのです。こういったことは前の本の原発限界論的な部分で提言しましたが、個別的な動きはそこそこあっても、なかなか政策的な動きに結びつかないので、実験的な環境を作って示す必要性を感じています。ほんまに、SDGsとかいいながら異常なほど電気を使いまくっているのが、今の日本なのです。みんなが1時間早く寝るだけでも大きな節電になるのです。
│-│-│2022/03/22(火) 20:49│
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