アラカルト

臨機応変

教員生活は今年で22年目となっていますが、今日は初めて授業中に停電を体験。2限の授業中でした。最初何が起こったのか良く分からず、状況を確認し停電していることと火事や地震でないことを把握。ただ、原因と復旧の状況はさっぱりわからず、事務局の指示でとりあえず受講生150人を非常灯の元で待機させる(可能な範囲で配付資料を読んでもらう)。たまたまこの日は外部講師をお招きしての特別授業だったこともあり、講師の方はとても困惑。当たり前ですね。ただ、待機中に災害対応の話や東日本大震災の話を講師の方とできたのはとても有意義でした。なるようにしかならないので、こういう時は慌てず状況に合わせて臨機応変に対応することが大事。40分くらいでしょうか、うちの教室は電源が復旧したので、何もなかったように続きをして終了。ただ、他の多くの建物で停電が続いていたので、その後の授業は全て休講。食堂も閉鎖。仕方ないので、コンビニに行ったら乾麺しかなかったので、写真の担々麺を購入。普段カップラーメンなどはまったく食べませんが、やっぱりこういうものは味がうまい(栄養は知らんけど)。結局電線のスイッチか何かのトラブルだったらしく、事故や災害ではなかったようです。夕方までにはほぼ全面的に復旧しましたが、こういう日もあるんですね。電気が止まると水が使えず手が洗えないのが困ったので、今後備蓄品にウェットティッシュを加えることにしました。

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│-│-│2022/11/10(木) 20:26

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トーキョーコーヒー

午後から久しぶりに偏頭痛が襲ってきたので、早めに仕事を切り上げ家で大人しくしています。帰る車中でメーターを見たら「30003」となっていました。3万キロ超え。27年も前のジムニーですからとっても貴重な車体です。サムライができるまで大事に乗りますが、今年はもう難しいかなぁ。◆夜にテレビを見ていたら、不登校の特集をしていました。今は24万人と過去最大となっているらしい。そうした中、トーキョーコーヒーという活動が注目を浴びているとのことでした。これまで、子どもの居場所を考えることはあったのですが、親と子の居場所づくりというコンセプトが受け入れられ、全国約200カ所にまで増えているとのことです。ちなみに、トーキョーコーヒーというのは珈琲を売るのではなく、登校拒否(トーコーキョヒ)の文字を入れ替えた言葉遊びから来ています。これまで、アートプロジェクトを通じていくつかの教室や居場所を訪れたことはありますが、親も対象とするのはユニークだと思いました。ただ、こうした場がいらない社会を構築すること、つまり学校の環境を変えることがより大事なことだと考えています。

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│-│-│2022/11/09(水) 19:17

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偶然の出会い

忙しいと世の中のことに鈍感になるけれど、ハッとするような出会いもある。

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│-│-│2022/11/08(火) 22:56

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輝ける時代

先週くらいから新型コロナがまたジワジワと広がってきている感じです。やっぱりハロウィンの影響があるのだろうか。かといってワクチンを永遠に打ち続けるというのも嫌なので、極力人混みに行くのを避けるようにしたいと思います。今週のお花はユリとたぶんスプレーマムだと思います。生け花は私の研究室の下の階にあるのですが、上まで香りが届きます。周囲のアクセントにアカメヤナギが使われています。これを見ていて、人間も蕾(下積み)の時代を経て弾ける(輝ける)時代があるのだと思いました。

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│-│-│2022/11/07(月) 21:14

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アンディ・ウォーホルの価値

芸術の秋ということで、朝から無印良品3周年記念イベントで吹奏楽部に所属するゼミ生の演奏会を鑑賞し、その後京セラ美術館で開催中のアンディ・ウォーホル展を観に行きました。少しずつ紅葉が始まっている感じでしょうか。とくにウォーホルが好きなわけではないですが、いま鳥取の新美術館で彼の作品購入が全国的な話題になっているのと、学生がいい展示だったということで訪問。作品を詳しく見るのは初めてだったので、彼の生い立ちや考え方を良く理解することができました。本当に大衆が求めるものが好きで、自己プロデュースがうまい人という印象を持ちました。ただ、もう35年も前に亡くなっている方なので、彼の価値を知らない人も多いかも。ましてや、そういう人にとってなぜ単なる箱(ブリロの箱)に3億円もかかるのかは理解できないでしょう。さらには、なぜ鳥取でウォーホルなのか。一方で、著名なマリリン・モンローの作品は250億程するわけで、比較からすると3億は安いともいえます(新美術館建設費が約150億円)。「市民とともに」というのなら、もう少し説明をきちんとすべきだったと思いますし、理解者を増やすアウトリーチ的な展示やワークショップ行うなどした努力も欲しいところです(ある程度やってはいるとは思いますが)。さらに、別な味方をすると、この問題が起きたからこそ、鳥取の美術館が脚光を浴び、完成後に人々が訪れる契機にはなるでしょう(あまり積極的な効果ではありませんが)。私としては、作品購入も大事ではあるのですが、もっと大事な事は今日見た展示の中でウォーホルが「ファクトリー」と呼んだ空間にあると思っています。このファクトリーでウォーホルはいったん真っ白になり、そこから新たな創造行為をしていたようです。そこに多くの人も引力のように惹き付けられてきた。いま鑑賞空間はあっても、そういうハチャメチャな創造空間がない。私が鳥取美術館の計画をつくるなら、まず「シビックファクトリー」という市民協働型の創造空間を中核に据え、その象徴として「ブリロの箱」を位置づけます。それと、私自身もどこかにファクトリーを持ちたいと強く思いました。お天気も良かったので、岡崎からプラプラとお散歩をしながら九条山を超えて御陵へ。ココットさんで遅めの昼食を頂きました☆カウンターにあったケチャップ缶がウォーホルの作品に見えてしまいました(笑)。あともう一個あったら完璧だったのに。

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│-│-│2022/11/06(日) 22:31

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