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アラカルト「語りつぎ部」から「ピースフル・フューチャー」へ今週末は台風が来るようですね。出張が入っているのですが、どうしようか…状況によっては無理しないようにします。◆昨日は、沖縄戦が終了して81年目の「慰霊の日」でした。世界では戦争が拡大し、日本も防衛能力を高めざるを得ない状況となっています。そんな中、沖縄では戦争の記憶をもつ方々が少なくなることにたいして、若者が若者に語りつぐ取り組みが注目されています。この活動は、2018年に沖縄国際大学(北谷高校の卒業生が中心)が平和を考える団体「ピースフル・フューチャー」を立ち上げ、同世代と戦争や平和について考える場づくりを発展させたものです。経験者だけが語る資格があるわけではなく、むしろ年代的に近い人だからこそ伝わる思いというものもあるはずです。そうした取り組みをかつて宣言されたのが「第五福竜丸展示館」学芸員の市田真理さんではなかったかと思います。彼女は写真の本のサブタイトルにもありますが、「語りつぎ部(かたりつぎべ)=語り部の人の話を語りつぐ人」になることを宣言し、本書を書いています。この「語りつぎ部」という言葉は、語り部の方達から話を聞いていた平和活動に取り組む人々から自然と出てきた言葉だったそうです。それが、沖縄で新しい形で広がっていることは素晴らしいことですし、今後「語り方」「聞き方」のノウハウを共有していく時代に入ったと思います。以前、沖縄の平和資料館で、学生達があまり関心なく聞いている姿を見たとき、愕然としました。強制的に聞かせるスタイルはあまり好ましく、こうしたテーマこそ自発的に聞きたい人が集まる仕組みにしないと本当の意味での平和教育にならないと考えています。ただ、関心をもてない学生にも知識として教科書等で説明する意義はあると思います。研修後の事後行動の分析なども必要でしょうし、誰かそうした研究をしているのでしょうか。とにかく、人と人とが殺し合う社会をどうやったらなくせるかを考え続けたいと思います。
<参考> 市田真里さんの活動 https://www.yomiuri.co.jp/local/shizuoka/news/20250804-OYTNT50211/ ピースフル・フューチャーのインスタサイト https://www.instagram.com/peaceful.future2018/ │-│-│2026/06/24(水) 08:30│
アラカルト藤森神社の花手水今週はずっとぐずついた天候になるようで、体もなんとなく重い感じがします。とにかく無理せず過ぎ去るのをじっと待ちましょう。◆仕事終わりにお水取りに藤森神社に伺いました。今月は境内で「紫陽花まつり」が開催していますが、すでに閉園時間を過ぎていました…。ただ、この期間は手水舎が紫陽花で飾られているので、気分が上がります。
│-│-│2026/06/23(火) 09:27│
アラカルト大人の夏色なぜかお笑いのネタを考える夢を観る。普段お笑いを観ることはないのですが、先日たまたまテレビでショートコントバトルのような番組をチラ見したのが原因でしょうか。◆今週のお華は、ひまわり(UPサンリッチオレンジ、ダージリン、サンリッチライチ)、アガパンサス、ソリダコ、オニハゼ(葉)です。今回はシックなひまわりもあるので、テーマは「大人の夏色」としています。学生達には、いろんなひまわりを楽しんでもらえたらと思います。
│-│-│2026/06/22(月) 08:30│
アラカルトMIHOキッズミュージアムと「平時ユートピア」この梅雨の時期、リフォーム前は床が水浸しになり家具や建具はカビのオンパレードでした。その後対策をしていただいたので今の所カビの発生はなく、それだけで有り難く感じます。◆昨日は、信楽のMIHOミュージアムにて「MIHOキッズミュージアム」というコロナ禍以降に始めた全館あげてのアートワークショップ事業のお手伝いを学生達としてきました。長距離を私の車に乗ってもらうのは申し訳ないので、レンタカーを借りました。会場では、5月のルシオールフェスト同じく滋賀次世代文化芸術センターの手ぬぐいの絵付けワークショップのマネジメントを担当。今回も子ども達の変化を各種装置で計測する調査研究事業を同時に実施。センターのブースに限らず、今年は多くのプログラムを予約制にしたので、これまでの中で一番スムーズな運営となりました。だんだんノウハウが蓄積されている感じ。大雨にも関わらず、昨年よりも多い約900人の来場がありました。また、スタッフ・ボランティアは約200名となり、ある意味巨大な文化イベントになっていると思います。あと思ったのは、中核メンバーの方々は、かつて東日本大震災時に何度も支援に行った人であること。15年経ってもこうしてイベントができることに感謝です。大規模災害が起きたときに、被災地で一時的に出現する相互扶助のコミュニティや理想的な環境のことを「災害ユートピア」といわれますが、滋賀次世代文化芸術センターでは、日常的にそうしたユートピア(それを「平時ユートピア」と呼んでもいい)を構築する努力をしている点に特徴があると考えています。平時でも有事でもやることに大きな違いはありませんので、この環境そのものが大きなシェルターとなっている点が特徴なのかもしれません。
│-│-│2026/06/21(日) 09:30│
アラカルト「椥辻」の地名の由来予報によれば、今日の京都は34度にまでなるそうです。さすがに半袖の服を出しました。◆昨日は仕事終わりに、10月に実施するゼミプロジェクトの会場で打ち合わせをしました。場所は、椥辻のミュージックサロンYOSHIKAWAさんというところですが、案外地元の方でも「椥辻(なぎつじ)」の地名の由来をご存じなくて驚きました。「なぎつじ」の地名はが文献上に現れるのは『山科家礼記』(1468年)で、そこには「南木辻」と表記されています。「なぎ」とは「梛」のことで、この地域に梛の大木があったそうです。この梛が、当時「南木」の字を当てられた可能性があります。一方、「辻」は「交差点」を意味する言葉です。当時、この地域の交差点に梛の木の大木があり、村人が村を離れても遠くからその大木を見つけることで自分の村の位置を知ることができることから、「<木>を見て<知>る」=「椥」という字を作り、自分たちの村を「椥辻」と名付けたとされています。『京都府宇治郡誌』(1923年)には「椥辻は古時小野郷に属し大塚大宅と一村たりしを何れの時か分割す 地名の起源は往古此地に梛の大樹ありて四方望んで此村落たるを知る故に特に椥の字を製して村名となすと云ふ。」という形で記されています。現在、新十条通と外環状通の交差点(辻)に那の木が植えられ、その由来が書かれた看板が立っています。ただ、それぞれの道は近年になって新しく作られた道なので、私は椥辻道(新十条通の北側の道)と醍醐街道(外環状通の西側の道)との交差点が本来の場所なのではないかと考えています。つまり、ミュージックサロンYOSHIKAWAのある交差点ということです。この辻のどちら側にあったかまではわかりませんが。地域の原点に当たると思われる場所でイベントを開催できるというご縁を感じています。◆少し長くなりますが、梛の木のことについても少し書いておきます。梛は、常緑の高木で幹が真っ直ぐに伸びるのが特徴です。比較的南の地域に分布しています。最初の写真は大学内(清心館脇)にある梛の木です。それほど高くない木が4本ありますが、幹が垂直に立ち上がっているのが分かるかと思います。2枚目の写真が梛の葉です。葉脈に特徴があり、全て縦に伸びています。この木や葉は、日本では古くから神社と関係があります。とくに春日大社と熊野神社です。奈良の春日大社では、神事に榊(さかき)ではなく梛が使われることで知られています。また、和歌山県新宮市の熊野速玉神社には梛の大木があり、伝承によれば平重盛によって寄進されたということで有名です。私も何度か見に行きました。そんなこともあり、梛の木はご神木として扱われ、京都内でも梛神社や熊野神社に深く関わりがあります。それから、梛の葉は葉脈が縦に走っており、引っ張っても切れにくく丈夫であることから古来より「縁が切れない」「ご縁をむすぶ」縁起の良い木といわれています。その葉や実がお守り(梛守など)として扱われているほどなのです。という話をゼミ生にもしておかないと…◆明日は朝からイベントがありますので、ブログはお休みいたします。
│-│-│2026/06/19(金) 09:42│
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