アラカルト

古いものの中にある価値

台風が来るとのことで、雨になるかと思ったら猛烈な暑さ…。今年はどうなっているのでしょうか。◆新居の清掃を細切れに行っていますが、とにかく全てが埃まみれなので、時間がかかります。ただ、この家は面白いものがあって、例えば一枚目の写真は玄関横の棚ですが今では考えられないくらいの凝ったデザインです。柱は天然木です。45年前の家ですが、古いものの中にも今にはない価値があります。残せるところは残したい。◆パスタが食べたくなったので、お昼は山科駅近くのアッソルッソさんで牛肉のボロネーゼを頂きました。デザートはガトーショコラにしました☆

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│-│-│2023/09/10(日) 14:24

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課題を愉しむ

まだまだ日中は暑くなる日もありますが、朝方は肌寒くなってきました。セミちゃんも大人しくなってきた感じ。今日は土曜日ですが、午後から入試プログラムがあるので出勤しています。◆ところで、先日クルマの車検を行いましたが、整備士の方から少し指摘のあった場所を確認しました。前輪のコイルサスペンションとダンパー(中に入っている円筒形のもの)です。後輪はコイルとダンパーは別々に設置されているので問題ありません。そもそもダンパーは揺れを押さえる役目をしますが、以前により性能の良い社外品に変えました。乗り心地は雲泥の差です。ただ、径のサイズが少し大きいためか、多少干渉し傷が出始めているのです。一長一短ですね。もし本体に穴が空くと中からオイルが漏れ出す可能性があります。それほど大きな傷ではないので、しばらく様子を見たいと思います。場合によっては、前輪だけ純正に戻すかな。旧車に乗っているといろんな課題に遭遇しますが、その課題に向き合うことが愉しいのです。最近のクルマは故障が少ないし、いろんなものが付いているので改良しにくく面白くありません。できればダンパーだけでも自分で作りたいと思ったりしました。

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│-│-│2023/09/09(土) 10:16

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タブーへの挑戦

昨日、ジャニーズ事務所が記者会見をしました。性加害を認め、トップを変えるとのこと。当たり前ですが、一方で社名は変えず元社長は代表に収まるという不思議。権力者の前に、不正があろうともメディアも沈黙し、それがタブー化し被害が拡大する。統一教会問題も原発問題も似たような構造があり、日本社会にはそうした特徴が随所にみられるように思います。ところで、最近森永卓郎氏の『ザイム真理教』を読みました。部分的に納得できないところはあるものの、増税思考の国家財政のあり方は将来的に禍根を残すのは確実ですし、指摘したのは勇気のあることです。人口減少の時代に税金が上がり続けるのはどう考えてもおかしいことで、人口規模に応じた国家運営・減税政策のあり方をきちんと議論すべきでしょう。ただ、この本はことごとく出版社から拒絶されたようです。ここにもジャニーズと同じ構造があるように思われます。権力にすり寄っている方が楽ですが、それを続けると問題が大きくなるのです。大事なことほどタブーに対抗する勇気を持ちたいものですし、社会全体としても沈黙者(サイレントマジョリティ)にならず、多様な意見を受容できる環境が広がることを祈ります。

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│-│-│2023/09/08(金) 10:52

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ネガティブケイパビリティ 〜答えを急がない勇気〜

引っ越し先はほとんど山の中なので、夜は真っ暗です。ですので、仕事が終われば極力早く帰るようになりました。その関係で、自然と早寝早起きができるようになっています。環境で習慣が大きく変するとは夢にも思いませんでした。また、朝、家の周り清掃をちょこっとするのが習慣になりました。朝の掃除は気持ちがいいものですが、先日ガラッとドアを開けたら足下にヘビがいたのでビックリ。向こうも驚いて逃げていきましたけど。◆ところで、昨夜はNHKのクローズアップ現代で「ネガティブケイパビリティ」という概念を知りました。簡単にいうと、成果主義や効率主義とは反対に、「モヤモヤする力」だったり「答えを急がないこと」を意識することで好奇心、創造力、共感力などが生まれるということです。いま研究しているアート思考とも非常に重なる部分があると感じ、興味深く視聴しました。この時代、どうしても効率が求められる部分もあるでしょうが、「ゆっくり考える」「答えを急がない」ことも意識したいと思いました。

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│-│-│2023/09/07(木) 13:39

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君たちは夢をどうかなえるか

写真の本は、前に実家に帰った際近くの本屋さんでたまたまみつけたもの。今年の2月に亡くなられた漫画家・松本零士さんの恐らく最後の本。彼は「宇宙戦艦ヤマト」で有名で子どもの頃に影響を受けましたが、個人的には「キャプテンハーロック」の方が好きでした。彼は18歳の時に漫画家を目指して700円を片手に小倉から東京行きの夜行列車に乗ったとのこと。誰も描いていない宇宙の話を描きたいと思いそれをずっと続け、亡くなる直前まで「火星に行く夢」を諦めていませんでした。私は「銀河鉄道999」はほとんど知りませんが、この本を読んで彼の思いがかなり詰まったストーリーと分かり、一度しっかり読んでみたいと思った次第です。一方で、昨日は京アニ事件の初公判が開かれました。衝撃の事件から4年。青葉被告の口からは「やりすぎた」との言葉が出たそうですが、結局他人の夢を奪ったことに反省していない思考が伺えます。彼を担当した医師の話では、自己肯定感が極度に低かったとの報道もあり、周りで支える環境につても今後調査・検証が必要でしょう。それぞれが夢をもって生きられる世界を創っていきたいものです。

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│-│-│2023/09/06(水) 10:13

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