アラカルト

芸術が溢れるまち

2月がスタートです。少し落ち着くかと思いきや、結構いろんな用事が降ってきて、なるべく早く片付けようとひたすらこなしています。◆今日は午後からルシオールフェスタの会議があったので、会場となった守山市立図書館に行っていました。隈研吾さん設計の素敵な図書館です。コロナもあり、全ての席にパーテーションがあったり。事務局さんの作業がたいへんですね。予定では、今年は5月22日(日)に開催。この時にはオミクロンがなくなっていて欲しい。まぁ、また別の変異が出てくるかも知れませんが。昨年なかった0歳児コンサートが復活し、問題なければアートワークショップができるかも知れません。ただ、できなくても「おうちでルシオール」という動画配信も準備中です。しかも、コラボする佐川美術館さんではバンクシー展が同時開催されるので、学生さんはこっちの方が気になるかも知れません。4月以降にまた学生ボランティアの募集を何らかの形で行う予定です。今年は11回目となります。これまでの10年をどう振り返り、今後の10年をどう考えるのか。1日だけで終わらせるのではなく、日頃から街の中に芸術が溢れる文化環境を広げてこそのルシオールだと個人的には考えています。長くやっていると、どうしてもマンネリになりがちなので、嫌がられても常に提案し続けようと思います。

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│-│-│2022/02/01(火) 21:10

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ホイールリペアという世界

1月が終わりますね。なんだかあっという間。今月は共通テストのインパクトが大きかったなぁ。◆お願いしていたジムニーのホイールの修理が終わったとの連絡が入り、今日は奈良の斑鳩まで行っていました。サンブライトさんというホイールリペア専門店です。筒井駅からウォーキングを兼ねてひたすら西へ歩く。裏側も含めて酷い白錆の除去と全体のペイントを依頼。後回しで良いと言ってあったので、結局2ヶ月かかりましたが、ほんま新品のように蘇りました。なかなか請け負って頂けない作業ですが、ここでは他のお店で断られたホイールが全国から届きます。私もいろいろ調べてたどり着きました。代表の貞方さんは、高校を卒業して26年、ホイール一筋だそうです。ほんま尊敬します。人格的にも素晴らしい。作業中のホイールをいくつか見せて頂きまた。有名メーカーの商品でもひび割れが結構あったりしましたし、良いホイールの条件も理解できました。あと使い方も大事です。新品を売る店や簡易修理するお店なんてどこにでもありますので、こういうお店こそ評価されるべきでしょう。もう少し別の修理や調整等があるので、そのまままた別の工場に納めに行きました。すみません、お披露目はもう少し先です。◆斑鳩まで来たので、お昼は久しぶりのGIGIさんへ。この黒カレーが好きです。辛そうに見えますが、甘口です☆

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│-│-│2022/01/31(月) 22:16

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ミュージアム100年、人生100年

急に明日休みをとってあるところに行くことになったため、今日は急遽自主的に振替出勤して月曜日にやる予定の仕事をしていました。この間、体調不良者だった口頭試問の残りも終え、成績もつけ終わりました。授業について変なことを言ってくる学生への対応などもあったりして、結構忙しかったですが、誰もいなかったのでかなり集中することができました。◆今朝の日本経済新聞日曜版に、渋沢栄一さんのお孫さんで、日銀総裁・蔵相を務められた渋沢敬三さんがつくったアチックミュージアム(屋根裏博物館)と民俗学者・宮本常一さんのことが大きく取り上げられていました。1921年にミュージアムがつくられてから100年目らしいです(詳しくは記事をご覧下さい)。現在は日本常民文化研究所として神奈川大学に引き継がれています。私は学生時代に柳田民俗学を厳しく指導され、多くのフィールドワークを行って来ました。ただ、学問領域が変わりまた本業の仕事もあるため、本格的な民俗調査はとんと行っていません。そういえば、最近合同調査や悉皆調査という言葉すら聞かなくなりました。何かテーマを決めて、地域振興とからめて何かできないかと記事を読んでいて思った次第です。◆今日は父の誕生日。おめでとうございます☆人生も100年時代。リハビリ頑張って健康で過ごして欲しいと願います。また、折りをみて御殿場に行ければと思います。

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│-│-│2022/01/30(日) 22:06

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嬉しいご連絡

午後から大学院の発表会があったので、もう早朝から出勤。今朝も寒かった。遠隔発表なので、久々にZOOMとやらを使ったのですが、今日は電波の調子が良くなかったので、何回切断したかわかりません。それに、バージョンアップを指示してくるので、ポチッと押したらそのまま30分動かなくなったりして、一人でドタバタしていました。環境変えないとあかんかも。◆ところで、卒業生繋がりで関東の卒業生がゼミの御朱印帳に関心をもってくださり、2冊も購入頂きました☆とても嬉しい。専用の箱まで制作して梱包したりして。ま、細かいところは雑ですが…こういう作業は結構好き。大切に使ってもらえたらと思います。ありがとうございました。思えば、卒業生に関心を持ってもらえたのは、リップクリームを開発した時でした。ほんとにひっきりなしに問い合わせがあり、驚いたのを覚えています。あの時も、販売は生協さんで、発送は私の担当でした。いい思い出です。お陰様で、御朱印帳は残すところあと数冊です。◆今日のおやつは院生の方にいただいたみるく饅頭「かぶきもん」です。大阪のお菓子。中にとろ〜りとしたみるく味の餡が入っていて、まろやかな食感でした☆ごちそうさまでした。

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│-│-│2022/01/29(土) 21:08

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滋賀の文化遺産をどう守り伝えるか

昨日の委員会で学芸員の方から論文を頂きました。研究室にいると電話やメールがどんどん来るので、じっくり読みたかったこともあり、午後は外の喫茶店に籠もっていました。滋賀県立安土城考古博物館は、設立当初は年間2億3千万円の運営費がありましたが、2016年度には1億4千3百万円に。そのうちの展示・保存・調査・教育普及費用は、当初は6千5百万円だったものが、2016年度には1千5百万円に。4分の1以下です。学芸員数は、現在は5名。考古3名、保存科学1名、文献史学1名です。大学もそうですが、最近は、「あれもやれ、これもやれ」と抱えきれない要望が飛んできます。論文ではメディア対応だけでも四苦八苦されていることが伺えます。非常に苦しい運営をずっと続けていらっしゃるのです。運営懇話会の委員をさせて頂いているので、以前から知ってはいましたし、やっとリニューアルが動き出したのは良いことですが、そもそも組織の在り方を根本から考え直す必要があろうかと個人的には思っています。自分にできることは限られるかも知れませんが、私のメリットは利害関係がほとんどないことです。関西もいつ大災害に見舞われるかわかりません。滋賀県の文化遺産を守り伝えるための仕組みとともに、意識の醸成をいかに図るかも思案のしどころでしょう。本当は滋賀県立歴史博物館というしっかりした組織が安土博とは別に欲しいところですが、せめて学芸員を増やす策を考えなくてはなりません。県民に実情を知ってもらうことも大事かな。

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│-│-│2022/01/28(金) 20:23

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