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アラカルトヴァン・ショーです今期のドラマで、個人的に一番気に入っているのが「シェフは名探偵」です(写真は公式HPより)。前に放送していた「珈琲いかがでしょう」に続くテレビ東京系列の作品。西島秀俊さん演じるフランス料理店のシェフが、登場人物の内面を推理していく物語で、人間観察やサービスの本質を知る意味でもとても面白く、またオシャレに仕上がっています。なんとなくホッできるストーリーで、仕事の疲れを癒やしてくれる効果もあったりします。私はどちらかというと鈍感なので、こういう人物に憧れます。演出の小道具として登場するのが「ヴァン・ショー(ホットワイン)」で、いつ出されるかを予測するのも楽しい。お酒は強くないのでほとんど飲みませんが、最近ヴァン・ショーだけは飲んでみたくてたまりません。録画が溜まってしまい、「おかえりモネ」が全然観れていません…土曜のまとめ版に絞ります。
![]() │-│-│2021/06/16(水) 21:18│
アラカルトなぜ近頃御朱印が人気なのか?4回生のゼミナールでは御朱印を研究対象としていますが、最近関連して御城印帳や、さらには鉄印帳なるものも登場してきています。少し調べてみますと、意外にも御城印帳はその歴史は長く、30年ほどになるそうです。起源は松本城ですが、始めた年代が1990年か1991年かが良く分からないらしい。だいたいその頃みたいな表現で書かれています。一方、写真の鉄印帳はローカル鉄道の振興を目的に、2020年7月10日に全国40の鉄道会社で一斉発売をしました。ですから、こちらはまだ1年経っていません。両者とも基本的には記念スタンプと同じような意味合いがありますが、そもそも昔からある御朱印帳がなぜ最近ブームになっているのでしょうか。どうも、そのきっかけは2013年の「伊勢神宮・式年遷宮」と「出雲大社・平成の大遷宮」が重なった頃からのようです。その関係で、2014年にテレビ番組で御朱印特集が放送されたことからさらに知名度が上がり、寺社側も収入源としても重要ですので、デザイン等に工夫が凝らされるようになっていきます。そして、2019年5月に元号が平成から令和に変わったことで、特別な御朱印を集めるという意味でブームがさらに過熱して今日に至る、というのが私なりのまとめです。京都の京極通りにはオリジナルの帳面を売る店があったりします。日付が入ることで記念品としての位置づけが増しますが、それだけを目的にせず心を磨く努力を忘れないようにしてほしいとは思います。
│-│-│2021/06/15(火) 21:47│
アラカルト奈良の新スポット 〜鹿猿狐ビルヂング〜昨日、展示会に行ったついでに、今年の4月にオープンした新スポット「鹿猿狐(しかさるきつね)ビルヂング」にも寄ってきました。猿沢の池の少し北側に誕生した中川政七商店さんの奈良本店です。3階建ての建築で、設計を担当したのは内藤廣さん。彼は京都の鳩居堂本店の設計にも関わっていて、伝統の中にモダンを入れ込んだデザインは同じ匂いがします。1・2階は中川政七商店の商品が並び、ディスプレイもユニーク。1階には奈良初出店となる「猿田彦珈琲」さんと、ミシュラン一つ星を獲得したシオによるすきやき店「㐂つね(きつね)」が入っています。結構な人気ぶりでした。面白いのは3階のジリン(JIRIN)というスペースで、ここはコワーキングスペースとなっていて、スモールビジネスのメッカになってほしいとの意味合いがあるようです。コロナ禍で事業を据え置くようなことが多い社会状況にあって、とてもアグレッシブな取り組みだと思います。バブル崩壊時にも思いましたが、どんな状況下にあってもやる人はやるし、やらない人はやらない。この日はあまり体調がよくなかったんですが、空間にいるだけでとても勇気をもらうことができました☆
│-│-│2021/06/14(月) 21:02│
アラカルトクラクラするほどの展示会会期末がギリギリにせまってきたので、緊急事態宣言中ではありますが、観なくてはいけないプログラムなので今日は奈良国立博物館で開催中の「聖徳太子と法隆寺」展に行ってきました。今年は、聖徳太子がお亡くなりになってから1400年で、来年には滋賀県で関連する地域イベントが行われます。東京からの出品や門外不出的なものもあり、ありえないほど豊富な出品で少しクラクラするほどでした。日本とはなんとすごい国だろう。簡単に1000年以上前にタイムトリップできます。単眼鏡を持っていきべきでした。滋賀県に太子伝承が多いのは観音信仰と習合したからでしょうか。一方で、今の若年世代がどれだけ聖徳太子に関心があるかどうかも調べる必要がありそうです。なんだか体が疲れていたのか元気がでなかったので、猿沢の池のほとりや奈良公園でノンビリしながら駅で買った本を読んだりしていました。近鉄電車は奈良行きの特急を全て運休していて観光客減少に貢献していましたが、実際奈良の人出は結構ありました。この状態ですと、宣言が解除されたらまたすぐにリバウンドすると思いますので、20日以降も何らかの強い措置が必要だと思いました。
│-│-│2021/06/13(日) 20:59│
アラカルトPHSの時代を思い出す朝からマンションの配水管清掃と消防用設備の点検があり、水回りの清掃などをしました。前の賃貸マンションではこうした点検はなかったので、すっきりして有り難いです。◆午後からは、「全国大学博物館学講座協議会」という博物館学芸員資格に関わる全国の教職員が集まる会議でした。もちろんこの時期ですから、ZOOMによるオンライン会議。部屋の電波が悪く、途切れ途切れの視聴。昔のPHSを思い出す。あの頃はwifiなどないから直接パソコンに差し込めるデバイスをもっていて、それでパソコン通信をしていたけど…いまのスマホはいつまで生きられるだろうか。今回の議題はもちろん「博物館法改正」についてです。どうなるのか心配でしたが、最初から文化庁の担当官による言い訳から始まったので、思い切った改革は無理だと判断しました。また、論点が多い割に時間が少なかったので、議論がまったくかみ合わず、根本的な話はほとんど出なかった感じです。多少の矛盾点が整理される程度の改正になるのではないでしょうか。可能であれば、辻先生がおっしゃっていた「ニーズ」の部分から議論して欲しいとは思っています。学者や学芸員の理想が先に出すぎているような気がします。先生方に意見を聞く以前に、利用者や利用していない人の率直な意見を聞くことの方が大事だと私は考えます。◆明日は天気が崩れるようですが、少しお出かけする予定です。
│-│-│2021/06/12(土) 20:04│
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