アラカルト

星空さんぽ

今日は大学近くの銀行に勤めている卒業生が、急に異動辞令がでたというので挨拶に来てくれました。いまの支店は比較的人間関係が良かったようですが、場所によっていろいろですから今度の場所もいい環境であることをお祈りしたいと思います。夕方に12日に行う「やましな駅前陶灯路」のボランティア説明会と委員会・現場調整に参加。今年のスタッフは総勢183名になるとのこと。過去最大です。主体的に活動している学生の「まちづくり研究会」にも新入生が沢山参加してくれているので、ほんとに有り難い限りです。今日は準備から受付・説明までお疲れ様。教室だけでなく、地域の中で活動しながら成長していってもらえたらほんとに嬉しく思います。今年は学生が考えた「星空さんぽ」というテーマで会場デザインが構成されます。もしお時間がありましたら、ぜひとも星空の中を散策しに来て下さい☆今年も月輪未生流華道とのコラボが見られます。小雨の降る夜中までアーティストの方と細かい演出の打ち合わせをしていました。随所に工夫を凝らしているので、去年以上の展示ができると思います。

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│-│-│2019/10/04(金) 23:46

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人間力をどう磨くのか

温帯低気圧の影響か空がかなり不安定です。さて、毎年メディア論の授業では未来予測について多少講義をしています。最近はいろんな本が出ているので、新しいものをチェックしておきます。ただ、こういう本を読めば読むほど、未来に夢が持てなくなります。もうこれ以上の技術発展など本当に必要なのでしょうか。技術が進むと便利な側面はありますが、人間力は圧倒的に衰えると思います。先日アンケートで調べたメディア論受講生のスマホ依存度は78%。一回生ゼミ生の月に1冊も本を読んでない人の割合が80%。テクノロジーの良い面は認めますが、一方でこういう時代だからこそ人間力を磨くプログラムを真剣に考えなくてはいけないように感じます。

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│-│-│2019/10/04(金) 00:02

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見ている人は見ている

10月なのにまだ扇風機を使っています。ただ、明らかに日が短くなりましたね。急に冷えるのでしょうか。風邪をひいている学生も多かったので、少し気を付けたいです。さて、私は日頃日経新聞を読んでいますが、珍しく付録みたいな冊子が付いていたので「何かな?」と思ってよく見たら日経が取り扱っているグルメガイドでした。何気なくパラパラとめくっていたら、山科の飴匠・さわはらさんと和菓子の萬屋琳窕さんが取り上げられていました!ちょっと感激。山科の中では知られたお店ですが、京都の中にあってはどちらかというと地味な存在ように思います。ただ、見ている人は見ているんですね。メディアに取り上げて頂けるのはとても嬉しいものです。外部評価が高まることで、地域評価も高まるようにも思います。AI・IT時代において「手作り産業」の存在は今後どうなるのかわかりませんが、できるだけ支援していきたいと思っています。

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│-│-│2019/10/02(水) 23:07

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自主性を育むプログラム

今年もあと3ヶ月ですね。今日から消費税がアップ。国はどうやら本気で財政再建など考えていないようです。税金を上げる以前に無駄をなくすことをすべきなのに…。また、現金を使う人にとってはポイント還元は差別的・不平等な政策です。ポイントはそのうち消え、キャッシュレスにして税収をしっかりとることが狙いです。さて、10月1日は内定式でもあります。4回生ゼミ生15名のうち、授業に出席したのは4名でした。ゼミでは卒業研究と共同研究(今年はバームクーヘンの研究開発)を行っていますが、共同研究の方は休んだ人にも情報が伝わるように、毎回プロジェクトの議事録を作っています。今年はチームが3つあるので、3つの議事録を作りそれを私がまとめて授業までに印刷します。学生のうちから記録をつくることを学んで欲しいということもあります。社会人でもまともに議事録や報告書を書けない人は沢山います。記録や報告がないと何をしているのかさっぱり分かりません。面倒な作業なので、トレーニングが必要なのです。この作業はかなりの年数やっているので、システマティックになっていて、毎回課題も自分たちで考えてもらいます。人によって課題に差が出ないように、一人ひとり同じ課題にするよう配慮しています。毎週この積み上げをしていきます。企画は学生が主体で考えますが、全体の方向性がおかしい場合とか、今後の流れで必要になりそうなこと、あるいは問題が起きそうなことなどを最後に「木下コメント」として整理して記述します。私の場合、協調性を養い自主性を育むことを目的としているので、こちらから「企画を押しつけることは決してしない」というのがポリシーです。人数が多いと全ての議論を把握することができませんし、個人研究も同時に進めますので、このシステムが最も効率が良いのです。大学のゼミではありますが、ほぼ会社のプロジェクトルームと同じようなことをしています。また、なんとなく全員の交換ノートみたいな感じでもあります。年内には何らかの発表ができそうな段階にきています。お楽しみにしていて下さい☆

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│-│-│2019/10/01(火) 21:51

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始まりました「スカーレット」

今朝も夢を見ました。でも、かなり断片的なものを2つ。一つは人物が出てきました。神崎宣武(かんざきのりたけ)先生です。彼は民俗学者で、現在でも近鉄グループの「旅の文化研究所」の所長さんをしています。かつて「旅する巨人」といわれた宮本常一先生に師事しており、同じ民俗学者で3年前に亡くなられた岩井宏實先生と関係が深かったと記憶しています。私は岩井先生には大変お世話になりましたが、神崎先生は恐らく1度しかお会いしていなかったと思います。なぜ急に彼が登場したのか、起きたとき不思議でなりませんでした。もう一つの夢はまったく別のもの。いきなり自転車で道を走っている夢です。しかも後ろに誰かを乗せています。どうやら若い大学生くらいの男の子です。知り合いだったかどうかは記憶があいまいですが、親しくなかったら一緒に自転車には乗りませんよね。その自転車はレンタル自転車で、電動アシスト付きのようで、坂道でとても軽快に登っていきます。これまで乗った電動アシスト自転車よりも数段楽な感じでした。スイスイ行くのでどんどん登っていき、ついに山の頂上に到着します。山頂には自動販売機が置いてあり、そこにカレーライスがあったので、それを食べるという夢です。カレーは好きですが、自動販売機で買ったのは初めてでした。そもそもそんな自動販売機は現実世界では見たことはありませんが。さて、今日からNHKの朝ドラで「スカーレット」が始まりました(写真は公式HPより)。オープニングの人形の演出が面白かったです。私は普段朝テレビを見るという習慣はなく、夜にニュースか録画したドラマか、スポーツなどを1時間程度見るくらいでしょうか。テレビは付けるとづるづると見てしまうので、朝は見ないのですが、今期はなるべく続けて見たいと思います。前に神山清子さんに指導頂いた絵皿が完成しました。自分のキャラクターだけでなく、神山さんに書き方を教わった鹿の図柄も小さく配置してみました☆そういえば、神崎先生は陶磁器の専門家でもありました。何か繋がりがあるのでしょうか。滋賀県では、「つちっこプログラム」という陶器を作る授業を小学校等で展開していて、私が以前滋賀県の文化審議会メンバーだった頃は、積極的に支援していました。陶芸の森の学芸員さんや陶芸家の方の協力を得ながらもう20年実施してきています。今回の番組は滋賀県が舞台なので、これから滋賀の陶芸文化が注目されると思うと嬉しい限りです。

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│-│-│2019/09/30(月) 23:27

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