アラカルト

読む旅行

やっぱりまた真冬に戻ってしまいましたねぇ。厚手のオーバーに戻しました。地方入試の関係で今日も出張。京都に居ない日が続きます。駅のキオスクでたまたま手に取った雑誌「ひととき」。なんと200号も発行されています。ぜんぜん知らなかった。飛行機の旅行雑誌のように鉄道路線や時刻表もついているので、雑誌を読んでいるだけでなんとなく旅をした気になります。ちなみに、家では「VISA」を定期購読していて、読みながら世界旅行をしています☆今号は春のシーズンに向けた情報が掲載されていて、山科の勧修寺が取り上げられていて嬉しかった。このJRのポスターは先日行った東京でもいたることろで見ました。それから、かなり前に伺った七尾の青柏祭も取り上げられていて、懐かしく感じました。夜はホテル近くのお店でパスタを。かなり本格的なお店でお値段も少し高めでしたが、お客は私一人で1品1品丁寧に出してきて頂きました☆そういえば、このブログを見てくださっている方と先日お話した際、「先生はもっとお野菜とらないとダメですよ!」とお叱りを受けましたが、写真枚数を最大5枚に収めたいので、カットしている写真もかなり多いんです。今日はカボチャスープ、サラダ、ケーキの写真はあえて入れていないんです。ちょっと食べすぎて、お腹パンパンです。

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│-│-│2018/03/07(水) 22:16

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新しい空間と技術

今日は一転し肌寒い東京でした。しかも京都に帰ってきたら真冬みたい。体調に気を付けましょう。朝からずっと東京ビックサイトにおりました。「NIKKEI MESSE」に参加するためです。熊楠展の最終日とこのメッセの初日にうまく合わせての出張だったんです。受賞した空間デザイン等をまずいろいろ見ましたが、中でも印象に残ったのは「東急池上線戸越銀座駅舎」「中目黒高架下の店舗デザイン」「リニューアルされたトヨタ博物館」「飛騨市古川町の町並みサイン」「与那国縞交流館DiDi」「南三陸さんさん商店街」などです。いつもは、忙しくて見に行くことができませんでしたが、今年はいくつか行けるかも。リテールテックやセキュリティ部門では、もうITやAIによる無人化が進んでいます。中でも施設動線や滞在時間の可視化をするシステムが本格的に展開されそうで、文化施設に応用できそうです。指紋認証や顔認証はかなりのレベルになっていますが、なんか怖い世界です。照明技術では有機ELはほとんどありませんでしたが、LED技術はだいぶ進み、眩しさを抑えるものや、美術館用ではかなり自然光に近い照明開発商品を見学しました。グッドデザインコーナーで驚いたのはエプソンの紙を再生産する機械。オフィスのシュレッダーされるような紙をそのまま再生紙にしてしまう技術。コストの問題はあろうかと思いますが、とにかく驚きました。あと、まったくよく分からない英語だらけのブースがあり、日本人と外人さんがボーっと立っているだけだったので、むしろこちらから声をかけたら「ユーロショップ」紹介ブースでした。ドイツではジャパンショップのようなイベントを3年に1度、しかもヨーロッパ中の企業があつまるイベントがあるとのこと。5日間開催され、日本の約4倍の規模だそうです。いろんな世界があるんですね。機会があれば一度行ってみたいと思いました。ところで、私は東京出張の際よく使うホテルはドーミーイン秋葉原。利便性が良く、広いお風呂があるので設立当初から利用しています。また、かつて会社時代にシステムを担当していた時期があった関係で、かなりの頻度で秋葉原に通っていたのもあります。街の雰囲気はだいぶ変わりましたがなんとなくホッとする場所なんです。子どもの頃、親と家電を探し歩いたのも良く覚えていて、懐かしい記憶です。駅前の電気長屋は無くならないでほしい。ここに来ると必ず立ち寄るのがヒーローズというステーキ店。昔はガラガラだったんですが、何かで有名になったのか最近はいつも行列ができていて、入るのに30分くらいかかります。とっても美味しいんですよ☆

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│-│-│2018/03/06(火) 22:53

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原発事故からもうすぐ7年

今日の東京はもう嵐のようでした…。でもめげずに視察を。お台場では新しいガンダムを。かつてのライバル会社の乃村工藝社の作品。いい仕事しています。クオリティーがめちゃくちゃ高い。昔のガンダムはどこに行ったのでしょう?で、ほんとの目的はこちら日本科学未来館。こちらの施設はかつて私がいた会社で展示設計を担当。でもあれからかなりリニューアルがされています。東京にいても7年前の原発事故についての展示がほとんどありませんが、この施設はしっかりコーナーを設置。でも中身は中途半端。無難な内容ばかりで、内容も分かりにくいのでかなり長い時間いたのですが、残念がら見学者は誰もいませんでした。でも国に関係する施設が原発事故に少も言及するのは意味のあることと思います。東京の人ではなく、いろんな立場の福島の方々にこの展示について意見を聞いてみたいと思いました。その後、六本木の森美術館で開催中のレアンドロ・エルリッヒ展を見学。この作家は金沢21世紀美術館のプールの作品で知られる人ですが、とにかく見せ方が面白い。若い人であふれていました。彼のように空間に入り込む展示はやはり実際に体験しないとわからない。でも意図が十分伝わりにくいとも感じました。お昼はアクセスの途中でシシケバムの香りに誘われ、トルコ料理かと思って入ったお店はインド料理店でした。カレーというより芋のスープみたいなのがヘルシーな感じでした☆ほんとにインドなのかなぁ。


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│-│-│2018/03/05(月) 21:09

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異常と日常

少し時間ができたので、今日から東京です。一番いきたかった国立科学博物館の南方熊楠の展示会。最終日に滑り込み。ものすごい人でした!粘菌類のことはよくわかりませんが、一番印象に残ったのはなぜあれほどの研究を行っていたのかということ。実は彼は癇癪もちで、精神を安定させるために研究を行っていたようです。つまり、アールブリュット的な活動と捉えてみると別な視点が見えるような気がしました。他人にとっては異常な行動もその人にとっては日常であるということかもしれません。熊野での生活もある程度理解できました。上野ではあと仁和寺展をみました。また、そろそろ震災7年ということですが、あまり展示会はなく、箱崎で開催中の石巻の展示を見学。近くの水天宮は始めていきましたが、なんとホテルのような神社になっていました。最近東京がとても遠く感じます。エスカレーターでは右側に普通に並んでしまって、もうすっかり関西の人になっています。

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│-│-│2018/03/04(日) 19:58

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学ぶことの楽しさ

3月に入り気温が上昇しています。明日は20度を超えるとのこと!なるべくなら徐々に暖かくなって欲しいのですが…贅沢ですね。その関係もあってか、学内のシダレウメが丁度満開になっていました☆いよいよ春です。今日は午後から同じ学科の小森先生の最終講義日。17年ご一緒させていただきました。学部創設時の方々がだんだんと居なくなってしまうのは寂しい限りですが、ゆっくり体を休めてほしいと思います。長い間お疲れさまでした。最終講義には学部創設時の池上学部長、青木学科長も来られていて、なんとなく女子大時代に戻った感じになりました。レセプションでは池上先生とかなり長く最近の教育論についてお話させていただきました。このところ何故か同じような話を至る所でしています。先日も学習指導要領改訂の話をしたところで、要はいろんなレベルで新たな教育が真剣に求められていることを痛感します。最終講義では日本の大学生が本を読まなくなったという話をNHKの番組を引用しながら話されていました。もっと学習することが好きになる仕組みが必要なのではと考えます。問題となるのがプログラムづくりと評価システムの在り方になるでしょう。私も毎年学生と共同プロジェクトを展開しますが、それは学生の感性を引き出すためなのです。論文指導をしている時は残念ながら学生の目はほとんど死んでいますが、共同プロジェクトをしている時はほんとに生き生きしていますし、何より事業が完成した瞬間の学生の顔はなんとも言えない表情をします。新たなことに挑戦するのは言葉にできないほどのしんどさがありますが、今後も「学ぶことが楽しい」ということをもっと学生たちに伝えていければと思います。もちろん、その一方で論文の指導方法も改善しなくてはなりません。とにかく今の時代は厳しく指導してもほとんどついてこないので、「褒めて育てる」要素を入れむ必要をよく考えます。ただ、褒めすぎても足元を見られるので、そこが難しい所です。我々はたとえ学生に嫌われようとも、必要な時には「しっかり叱る」というのも仕事のうちなのです。大学生は体は大きくともまだまだ子どもです。怒るのではなく、愛情を込めて叱るのです。

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│-│-│2018/03/03(土) 22:26

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